深あっちの世界ゾ〜ン・第八十九夜「鳴らない男」
ぱわっちさん談
こんばんわ、現場帰りのぱわっちです。 これからソフトの手直し作業があるんですけど、 だるいので現実逃避してホットな(死語)ネタを書きます。m(_ _)m タイトル「鳴らない男」 昨日の日曜日、 いつものごとく休日出勤して作業場で仕事しまして、いつものごとく帰りが遅くなったんです。 しかし翌日には現場があるので早めに終わろうと 0時過ぎくらいで作業を切り上げて建物の戸締まりする事にしました。 3Fの出入り口の鍵からチェックし始めて2F、1Fと鍵が開いてる所や 電気がついている所が無い事を確認し、セキュリティ装置にカードを差し込んで建物を出ました。 そして、通用口の鍵を閉めてキーBOXに鍵を入れようと建物の横にまわった、その時に ダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!! と建物内の階段を見知らぬ人間が降りてきたんです。 ちなみに階段の所には透明ガラスが張ってありまして外からはっきり見えるんです。 もちろんこの時、私には降りてくる人間の姿がバッチリ見えました。 一瞬「誰か閉じ込めちゃったのかな?」と思った私は鍵を開けようと通用口の前まで戻りました。 ところが通用口の前まできて、ある事に気がついたんです。 ...中に人がいればセキュリティが作動して警告音が鳴るはずなのに何も鳴っていないんです。 ちなみに建物内部のセンサーは赤外線センサーで階段にもあります。 当然の事ながら階段を降りている人間を捕らえ損ねる事があるはずが無いんです。 ...結局、私は鍵を開けて中を確認するのを断念し、 そのまま逃げるように帰りましたが、あの時、中にいた男は何者なんでしょうか? 仕事の疲れが見せた幻なのか...それとも...? (END) |
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