あっちの世界ゾ〜ン第参夜「『数奇な運命、第何話かわすれちゃった』(^_^;)」

ナイトブレイカー(まぁちゃん)さん談


こんばんは、まぁちゃんどす。

さてさて、いくつぐらい『数奇な運命』シリーズを書いたでしょうか・・・

はっきり言って忘れちゃいました!!(^_^;)


今回は、一番最近のものです。ちょうど半年くらい前かな・・・。

私は東京で某病院から退院して、大阪へ帰って来ました。

再就職をして新たな道を歩まなければなりません。


母親は「まぁ、ゆっくり探しいな。」と言ってくれますが、離婚して出戻り

(男でもこれでいいのかな?)な私としてはこのまま、

実家でうだうだしているのも、なんだか辛くハローワークへ帰ってからすぐに行きました。

それから3日もしないうちに、

返事がありすぐに面接を行い、あっと言う間に就職先が決まりました。

2週間ほどして、新しい仕事場にも慣れてきた頃。

チャットを通じて別れた彼女(元妻)と話をしていて、また寄りを戻すとか戻さないとか

話していた時に、タ○組という倶楽部(サークル)のKO(仮名)さんがチャットに来ました。

私 :「ひさしぶり〜〜〜♪」

KO:「知ってる?」

私 :「何が?」

KO:「Rちゃん(仮名)の事・・・」

彼女:「Rちゃんがどうかしたの?」

Rちゃんとは、私と彼女が夫婦でチャットを始めて、

一番最初に仲良くなった京都に住んでいらした女性です。

チャットで○コ組のお部屋に初めて訪れた時もとても優しく

親切に色々と教えてくれて、私達が困った時なんかもすぐに助けてくれていました。

KO:「Rちゃん・・・亡くなったんだって・・・昨日」

私 :「えぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!(>o<)」

彼女:「えぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!(>o<)」

私は慌てて、現在タ○組が活動しているIRCに接続・・・。

事情を聞いてみると、2週間ほど前に東京でOFFをして、

帰ってきてから体調が悪くなり緊急入院して、そのまま息をひきとったそうです。

そう丁度、私が就職した頃の事です。

そして、彼女と寄りを戻そうと2人で

生活の事を色々と計画し始めた頃に・・・逝ってしまったのです。(T.T)

ちなみにRちゃんは36歳でした。

ネットを始めて、一番最初にミニミニですがOFFをしたRちゃん。

私達が東京へ旅立つ時に、OFFを開いてくれて、しかも夜行列車で出発する日も

JR大阪駅のホームで出発するまで手を振って見送ってくれた・・・Rちゃん。

JR大阪駅のネオンや掲示板の光の中で

いつまでも手を振ってくれていた姿がRちゃんを見た最期でした。

しかし、それだけでは終らなかったのです・・・。(-_-;)


私達が寄りを戻して一緒になると決まり、引越しをしてパソコンや電話の準備が出来て

「今夜からチャット出来るね♪」と話しながら、まずはメールチェックゥゥゥ!!

メーラ:「メールが7通きています。」(別にしゃべる訳じゃないですが(-_-;))
 
 私 :「ふみふみ、どんなんかなぁ?」

その私に一番最初に目に飛び込んできたメール、題名、文字・・・『訃報』

嫌な予感がしながらも、そのメールを見てみると・・・

>A○A○U○Iさんがお亡くなりになりました

>http://www.xxxxxxxx.or.jp/~xxxxxxx/akiend.html

>をご覧ください

 私 :「えぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!(>o<)」

A○A○U○Iさん(以後、Aさん)と言うのは、私達が東京にいた時、

チャットでとても仲がよくて住んでいた所も近くて電車で2駅先の駅に住んでいました。

A :「今度、絶対に会おうね♪」

私 :「うん、絶対ね!!Aに会えるのとっても楽しみだよ!!」

彼女:「この辺り、まだよく知らないから色々と教えてね。」

A :「うん!!東京も色々案内したげるよ♪」

こんな会話を交していたのですか、私達の間では

とんでもない事が起きてしまい会うこともなく、大阪に戻ってきてしまったのでした。

後で聞いた話ですがAさんも、とても残念がっていたそうです。

そんな彼女(Aさん)が突然亡くなったのです。まだ、23歳だったのに・・・。(-_-;)

死因は、薬物中毒。彼女は重度の精神病患者でした。

もちろん、それは知ってはいたものの・・・。

私が、病院に強制入院させられたのも、言ってみれば薬物中毒。

一瞬、心臓が止まっていたそうです。

私の場合は、薬を飲んでからかなり時間が経っていたので、胃洗浄だけではどうにもならず

点滴で血液を薄め、尿にして外に出すという処置を受けていたのですが、

普通の人なら死んでいたか植物人間、

良くても後遺症でまともな生活が出来なくなるところだったそうです。。

でも、幸か不幸か、私は身体が大きく(ただ太っているとも言う)為、助かったらしいです。(T.T)

彼女(Aさん)の場合は、身体も小さく、飲んだ量も私の倍近くだったそうです。

発見されたのも、飲んでからかなりの時間

(6時間くらい)だったらしく、すでに冷たくなっていたそうです。

最近は、私もちょっと不幸目なので、

しばらくは周りで泣くなる人はいないだろうなぁなんて考えたりします。

私は、自分が幸せに向かってるなって感じた時。

嬉しい反面、また誰か亡くなるんじゃないかと言う不安もあったりします。

その不安には、今のところ裏切られたことがないのも、なんだか悲しいものがありますね。


(完)





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