震あっちの世界ゾ〜ン・第四十六夜「こんなラップ音もあり」
MOI屋さん談
| ども。MOI屋です。 例によって、「もののけハウス」な実家の話です。 以前にもちょっと紹介しましたが、横浜にある実家(団地)は、いわゆる「出る」ところなんですが。 私がそれを具体的に「感じる」ようになる以前から、ちょくちょく奇妙な現象が起きていました。 その一つが「ラップ音」なんですが‥‥‥これがちょっと、「変」のが多かったんですよね。 それの紹介です。 「カチッ」 実家は、「洗面所」にすぐ「トイレ」「風呂」が繋がっている作りになっていまして。 その照明関係のスイッチは、洗面所の入り口当たりに集中して設置されています。 私が、トイレや風呂に入っていると、しょっちゅう「カチッ」という、 照明のスイッチの入切を切り替えるような音がする事が有りました。 そしてその音がするのも、必ずほぼ照明のスイッチがあるあたり。 しかし、後で聞いても、家族のだぁれも触っていません。 これは、私以外の家族も、しょっちゅう聞いていたらしいです。 ちなみに、今でもたまぁに実家に帰るんですが。 最近は、実家の怪異もほぼ収束しているらしいのですが。 これだけは、今でも収まっていないようでした。 「おちょくられてる?」 これも、実家の怪異がピークになるかなり前の話です。 まだ、私が中学生の頃だから‥‥‥10年以上前ですか。 私、小学生の頃からの、かなり年期の入った「ゲーマー」なんですけど。 当時は、家にはテレビが一台しか無く。 ゲームが出来る時間ってのは、基本的に「親が寝ている時間」や 「親がいない時間」‥‥‥要するに、「親がテレビを使っていない時間」に限られていました。 で、ある時。両親ともに出かけてしまい、弟も同じく外出する、 というなんとも「願ったりかなったり」な状況が訪れました。 なにしろ、まる一日中気兼ねなく「ゲーム三昧」にはまれるのです。 当時は私も若かった。それはもぉ、小躍りして喜びました。 すぐ目の前に、「あっちの世界」への扉が開きかけている事にも気付かずに‥‥‥ 完全に「フィーバー状態」になっていた私は、かなり夜遅くまでゲーム三昧でした。 しかし、さすがに「丑三つ時」が近付くと、眠くなります。 その時私は、何を思ったのか 「テレビのあるリビングのソファーの上」で眠ろう、と考えてしまいました。 そうして、「あっち」への扉を開いてしまったのです。 毛布に潜り込んでウトウトし始めた頃。 「ぱきっ!」 井の上あたりで、ラップ音が鳴りました。 当然、「ヤバイ!」と恐怖にかられます。 「ぱきっ」 続けて鳴ります。 恐怖感も、いや増していきます。 「ぱきっ、ぱきっ」 断続的に、何度も鳴ります。 その時、妙な事に気がつきました。音が鳴る位置が、移動しているんです。 「ぱきっ、ぱきっ、ぱきっ、ぱきっ」 相変わらず、移動しながら鳴り続けます。 ペースも、どんどん上がっていきます。 「ぱきっぱきっぱきっぱきっぱきっぱきっぱきっぱきっ」 そして、この時点でようやく気がつきました。 移動している、その法則に。 「ぱきぱきぱきぱきぱきぱきぱきぱきぱきぱきぱきぱきぱきぱきぱきぱき」 そのラップ音は‥‥‥ 私が寝ているソファーを中心に、周りを回るように移動しながら、鳴り続けていたんです! これに気がついた時点で、すでに怖さは一切無くなり、思わず爆笑してしまいました(笑) すると、ぴたっとラップ音が止まってしまったんです。 しばらく待っていましたが、ラップ音は復活しません。 仕方なく、そのまま眠りました。 「もののけ」の方々は、相手が怖がらないと気を悪くする、 というのはどうも本当なんじゃないだろうか?と思わせてくれる事件でした。 ‥‥‥全然恐くないですね (^ ^;;; |
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