あっちの世界ゾ〜ン第四十七夜「はじめまして」

風魔レイさん談


はじめましてー、いつも楽しく読ませていただいています。

さて、本日は私の体験したお話を、カキコしに参りました。


あれは、去年の夏の事−

友人の家に泊まって怪談話をしながら、寺をまわろう。そして、ついでに花火をしよう。

等という計画に巻き込まれたのです。

ずるずると、連行されてお寺に行くと、妙に暑いと感じたのです。

夏の暑さではなく、何処となくムッとした嫌な暑さを。

そんな状態を、一人の友人Eと話していました。

「暑くない?・・・なんか嫌な感じで・・」

そういう話をしていると、興味を持ったSが

「いいじゃん、このまま怪談話しようよ」

と言い、気の進まない私とEをほっとき話をし始めたのです。


2話目くらいから、自分達をとりまく空気が異様な圧迫感と暑さに変化したと感じました。

徐々にそれは濃くなっていき、自分達を人で無い物が囲ってきたのです。

「もう止めよう」

と、Eが言うとSは悪戯に

「まだまだー!」

妙にテンションが高くEの言葉を受け入れません。

だんだんと、ヤバイ空気になって私も耐えかねて

「いい加減、止めな。本当にヤバくなってる。」

その言葉で周囲がシーンとなり、そのまま急いで帰ることになりました。


その後、友人の部屋で怪談話の続きをすると、

言い出された時、私は気分が悪くなり、隣の部屋で休ませてもらう事にしました。

友人の家もお寺同様の空気だったのですが、とにかく体を休めることに集中しました。

目を閉じて仰向けに寝ていると、かすかに自分をジッと見ている視線を感じたのです。

その視線が、やがて気配に変わり、自分に近づいてくる−

逃れたくて飛び起き、隣の部屋に行きました。

周囲は驚いていましたが、私はこの家にいたくなかったので、無理矢理自分の家に帰りました。


その後、友人の家とその周辺の事を聞いたら、第二次大戦中に空襲を受けた―という事らしいのです。


−−−−

なんか、文章がつたないですね。すみません。

今後こちらへちょくちょく通わせていただきますので、よろしくお願いします。





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