あっちの世界ゾ〜ン第六十五夜「磨りガラス」

inainaさん談


始めまして、inainaと申します。

つい最近にはなしなのですが、

此処のあっちの世界ゾ−ンを読んでいるとき、背後に気配を何度も感じてました。

壁をドォンドンッと叩かれた事もありました。

やたらといろんな音がはっきりと聞こえて少し怖かったです。


私は霊感などないと思っていますが、体験談を古い順に書き込もうと思います。

記憶をたどると、引っ越しをした小学校2年の頃から経験し始めたと。

その家は一階が三部屋二階が二部屋の何処にでも在る家でした。

夜二階の自分の部屋にいると階段を上がってくる音が聞こえてきました、

しかしその足音は階段を全部上がりきず、途中で止まるのです。

そしてその場に立っているようです。2〜3分のちに降りて行きます。

誰だったんだ?と考えてふとある事に気づきました。

その足音は家族の足音とは異なっています。

そして2,3段目から、9,10段目だけを上がり下っていったのです。

時には、4,5段目から7,8段目までを上がり、5分近くいてまた4,5段目まで降りていくのです。

そんなことが10年近く続きました。

私の部屋の廊下側は一面ガラス張りで障子の様になっており、

一番上が透明なガラス二番目からは磨りガラスでした。

ある時何時もの様に階段を上がる音が聞こえてきました、最後まで。

階段側の一番上のガラスを見ていると男とも女とも言えずこの世のものとは思えない顔が・・・

そして上から二番目のガラスには何も無いのです。

いくら磨りガラスとはいえ、首から下が見えないなんて。


まだ、書き足りないのですが今日はこの辺で。





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