あっちの世界ゾ〜ン第七十四夜「Wベットから見たもの」

inainaさん談


コンバンワ、inainaです。

今回のお話を、昔、霊感のある男性に話したところ、

他人には話さない方がいいよと忠告されたのですが。


やはり、中2の時に体験したのですが。

Wベットで枕元にあるTVを見ていました。

いつものように、階段を途中から上がってくる音が聞こえてきました。

どうやら相手は階段を上がりきったようです。

暫くのあいだ、こちらを伺っているらしく、背後に寒いものをカンジます。

この部屋も私の部屋と同じく、廊下側一面ガラス張りで、一番上は透明なガラス。

恐る恐る右上のガラスを振り返ってみると、

そこにはショ−トカットの女性が首から上だけ見えました。

『オカアサン?』しかし私の母は背が小さく、見える筈のないことに気づき・・・

『ダレ?』なおも見続けていると、黒ぶちのメガネをかけた男性に変わってゆき。

パニックになった私は『押し入れにポスタ−があって、それがガラスに映っているんだ』

と自分に言い聞かせ、それで納得すればいいものを、

押し入れにポスタ−を探すため立ち上がりました。

しかし、ポスタ−などあるわけもなく、

慌ててベットに戻り、頭からシ−ツを被り時が経つのを待ちました。


その後、何も無く、会ったことも無いあの男性が誰なのか、とても気になります。

そして何故、他人に話してはいけないのかも

・・・理由は聞いても教えてもらえませんでした。





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