あっちの世界ゾーン第壱夜「魔族のトラウマ」

vusen氏談



 こんにちわ(^_^)vusenです。

 今日「あっちの世界から来た女」読みました。

 正直いって、この話が今まで聞いた怪談話の中で一番恐かったです。

 何故って、実は僕もこれとよく似た体験をしてるからなんです。



 あれはまだ僕が小学校3年生だったころです。

 17時になったので一人で家に帰っていた時、

 いきなり後ろから5人のお姉さんに取り囲まれて、

 建物の陰に連れ込まれてしまったのです。

 その時のお姉さん達は、まるで訓練された特殊部隊のように

 鮮やかな動きだったのをよく覚えています。

 そして、何が起きたか理解出来てない僕を五人で

 壁に押さえつけるようにして、僕を正面から押さえつけているお姉さんが

 あの邪悪な話をはじめたのです。




 ・・・・つづく。









 「つづく」でどうする(笑)


 
 つづき・・・・


 姉「久しぶりね...30年ぶりくらいかしら」

 僕「え、???」

 姉「覚えてないの?

 私はあなたと魔界で闘った阿修羅の***(忘れた)よ」って感じで

 5人のお姉さん達はそれぞれ

 「夜叉の***」とか「**阿修羅の***」と、

 僕に自己紹介をしてくれました。

 僕は「知らないよ。違うよ。」を とにかく連呼しました

 ・・・今思うと、小学校3年生を5人で押さえつけてこんな話しをするなんて

 正気の沙汰とはおもえません。

 しかし彼女達は真剣でした。

 そしてゼビン星人の人みたいに「私たちには分かるの」とも言ってました。

 そして僕を正面から押さえつけてるお姉さんが


 その後話してくれた話は、

 ・僕は昔、魔族の将軍だたり、仙人だったりした前世の持ち主。

 ・そして、前世のお姉さん達を率いて天使(?)と戦ったこともある。

 ・そして「さらに大きな力」を手に入れる為だけに、戯れに転生した。

 ・だから、いつか魔神の力が目覚める時がくる。

 ・その時はお姉さんたちを率いて世界の半分以上を破壊して

 新しい世界を支配するのが運命。 て事でした。


 ・・・ここで、いたこさんと決定的に違うのは、

 僕は見事に洗脳されてしまい、この話を信じてしまった事です(笑)。


 そして彼女は、最後に

 ・・・やはり勝手に話したくせに

 「誰にもいってはだめよ」っと口止めしてきました。

 なんでも

 僕の正体がばれると聖なる者が僕を殺しに来るといけないかららしいです。

 しかし、小学3年生の僕は「言ってはいけない」と思いつつ、

 次の日、学校で一番仲の良い奴に全て話しました。



 その次の日・・・

 僕は野球の練習中に、バットで後頭部を殴られて1週間入院しました。

 僕は本気で「お姉さんの言っていた奴に狙われたんだ!」と信じてしまい、

 それから、武術の修行をしはじめました。

 この時から、自分は魔神だと本気で信じたアブナイ少年になったのです。

 このお姉さんたちは、たまに逢うと小遣いとかくれたので、

 僕もなついていたんですが、・・・



 しばらくして

 「実はこれから昔(前世で)使っていた隠れ家の神社に行くが一緒に行く?」

 っと誘われてしまいました。

 そこは すごく遠くて、行ったらもう帰って来れないというのです。

 僕は悩んだ挙げ句 断りました(当然ですが(^^;;)。

 するとお姉さんは

 「だったら 前世を思い出して力が目覚めたら

           きっと思い出すからそのときは必ず来てね。」

 と 泣きながら僕に約束させてみんな去っていったのです。


 ・・・・・・・・冗談みたいな話ですが、僕は高校まで本気で信じてました(^^;;。



 今でもトラウマのように 夢で自分が魔神の夢をみます。

 ですから「ゼビン星人」の話を読んだ時、背筋が寒くなりました。


 ・・・・・・・・・「他にもいたんだ」


 この経験から、子どもにアブナイ話をまことしやかにするのは

 犯罪的な行動だと思います(笑)。マジで!


 そんな訳で僕も力が目覚めたらゼビン星にでも行ってみようかな((^^;;。


 ちなみに、これ意外にも恐い体験「子どもの幽霊がついてきた話」

 「台湾でベットから男が生えてきた話」「飛ぶ女を見た話」などあるんで、

 ご希望があれば(笑)、メ−ルします。

 それでは(^o^)/""" ”vusen”