新・あっちの世界ゾーン・第四九夜「かずやんの実話シリ−ズ2」
かずやんさん談
神戸市の東灘区にある、御影公会堂は地下食堂のオムライスとハヤシライスがうまいって ジモチ−には有名なんですが、それだけではなく、昔から他のことでも有名です。 なんでも、戦争中に当時ではめずらしく地下室のあったその建物に 近所の市民が逃げこんだんですが、上から爆弾がおちてきて... そのあと地下には不思議なことばかり起きるようになったらしいです。 そして運命の1月17日..大震災が... 6000体以上の死体の収容先としてえらばれた中の一つにここも.. ある日、かずやんも警報機が作動した為、以前から同僚に話を聞いていたかずやんは、 高野山のお札を握りしめながら「なむなむ」とつぶやきながら向かいました。 そして、ついた瞬間に例のごとく、さぶいぼが..「やっぱりやばいなこりゃ。」 そして、中にはいって異常の発生場所を見ると..「シンニュウ 地下」..うわっ そしておそるおそる階段から下に.. 点検しても特に異常がなかったため、とっとと帰ろうと思ったその瞬間... 「クスクスッ」..???? ??? あれっ.. 振り返ってみると、そこにはもんぺ姿の少女が..「やば〜」 「あ.そ.ん.で」 とっさに「いやじゃ−(怒)」と叫んでお札を投げつけてダッシュで逃げました。 そして、あわてて車にもどってふと建物を見ると... うわ−−っ 窓という窓からこっちをみている 顔.顔.顔.. 二度とくるか−っ かずやんは心にちかったとさ。 なお、かずやんは地震の瞬間は風呂にはいってました。 朝早いもんで。 風呂の湯が湯船の形のまま空を飛ぶのを目撃した、世界で最初の人類です。 立とうと思っても立てなくて、風呂の湯が空に舞い上がるのを呆然とながめてました。(笑) |
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