あっちの世界ゾーン第六十参夜「パンチ」

楯野恒雪さん談


強者な友人たちの体験談、好評で嬉しいです。

次回は私の失敗談を御紹介したいと思います。

(どうも、私にちょっかい出す連中は絡め手で攻めて来ることが多い……)


●「パンチ」について

「除霊」したわけではないのですが、私も霊とおぼしきものにキックと裏拳をかましたことがあります。

私は生まれてこのかた金縛りに遭ったことがありません。

でも、何度か上に乗られたり、足を引っ張られたり、首を締められたりしたことがありますが。

 
キック: ある晩、突然何かに両足首をつかんで上に引っ張り上げられる感覚があって目を覚ましました。

その時、相手が何かを考えることなく、反射的に蹴りを放ちました。

右足の裏に柔らかいものがヒットする感触と、足首から引きはがされる手の感触。

目を開けると、そこには何もいませんでした。ただ、足首に赤い跡が残っている以外……


裏拳: これはイマイチその時の状況を憶えていません。

たしか、俯せに寝ているとき、後ろから何かに首を締められたんだと思います。

私は丹田に力を込めると一気に寝返りを打って、そいつに裏拳(もしかしたらエルボーだったかも)を放ちました。

よく憶えてないのですが、たぶん命中したと思います。

右手に痺れたような感覚が残っていましたから。

なぜ、こんなに記憶が曖昧なのかというと、その放った裏拳が勢いあまって、

たまたま隣に寝ていた父の顔面にヒットしたせいです(^^;

驚いて起きた父に怒られたため、その前にあったことの記憶が少し曖昧になってしまったようです。

ともかく、これらの事件で、はからずも幽霊というものが殴れる、

蹴れる存在であるのをその身で体験してしまいました。

だからパンチの話も嘘とは思えないのです(^^;)

事実は小説より奇なり。


これを始めとして、私はなんか時々、霊に遊ばれてる(化かされてる?)ような事件に遭うコトがあります。

もしかしたら、連中、私や友達たちのトコロに肝試しに来ているのではないだろうか……?

もしかして、結構ヒマなのか?





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