新・あっちの世界ゾーン・第七十四夜「悪魔召喚士(デビル・サマナー)」
Cielさん談
| こんばんは。 いたこ28号さん、「新あっちのせかいぞ〜ん」に載せてありがとうございます。 さて、高校時代、私の同級生の今村君(実名)と、よく放課後に学校の屋上で いろんな話をしたのですが、彼の親戚が結構個性的な方々で、ヤクザさんとか、 風俗店経営者等、一筋縄ではいかない人達のお話を沢山聞きました。 そのなかでも特に異彩を放っていたのは、彼のおじさんのお話。 彼のおじさんは貿易関係のお仕事をしていたらしく、珍しいものなどを集めるのが 趣味だったそうです。 そんな彼がたまたま魔術関係の資料を手に入れたことから、 どんどんあっちの世界にのめり込んでいったそうです。 でも、仕事や普段の生活は変わり無く過ごしていたらしです。 とうとう趣味が高じて、町から離れた洋館を手に入れ、彼はその家に手を加えて、 悪魔召喚の儀式を夜毎繰り広げていました。 何年か経ち、彼が死去して、館を処分することになったそうです。 その時、その噂を聞きつけたTV局の人や、研究者等がその屋敷に調査に入りました。 まず不思議なのは、洋館の周囲に植えてある木だったそうです。 その木は館を囲むように、規則正しくある形に植えてありました。 そして、奥さんが彼が生前、 儀式を行う時は必ず屋敷の地下室に降りていって行っていたことを話しました。 でも、誰もそこに入る所を見せなかったそうです。 不思議なのは、その地下室への入り口が見あたらないこと。 みんなで必死に探してみましたが、とうとう見つかりませんでした。 それで、地下の空洞を見つける探知器のような装置を使って調べることになりました。 ところが、ちゃんと反応するんですよ。 地下に空間があるような反応が出ています。 それで、奥さんの許可を得て、探知器が示している場所を掘り起こすことにしました。 ところが、そこは掘っても掘っても空間どころか、何も出てきません。 確かに探知器はそこに空間があることを示しているのに。 彼は一体どこで儀式を行っていたのでしょうか? 今となっては、誰にも分からない、不思議なお話でした。 |
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