辛あっちの世界ゾ〜ン・第弐十弐夜「納戸」
shionさん談
こんにちは。 いつもぞくぞくしながら拝見させて頂いております。 私は自分では霊感が強い体質とは思っていないのですが (霊と交信したりできる訳ではないし)それらしき体験は数多くしています。 で、今回はその中の1つを・・・。 中学1年の頃、今の家を新築して移り住んできました。 2階には2部屋あり、その他納戸がありました。 私の部屋は一番奥で、納戸は階段を上がってすぐ右手にありました。 新築の家でしたし、自分の部屋を持てたのは 初めてのことだったので、とても嬉しかったと記憶しています。 ところが入居してすぐ、いつも真夜中に納戸の方から 「ガタガタ・コトコト」と音がするのです。 私は母が洗濯物を干しに来てるんだろうと、 あまり気にもとめず、家族にそのコトを確かめもしませんでした。 (後から誰もそんな時間に2階に来た人はいないってわかりましたが) そんな状態が高校まで続いたのですから、能天気な私もどうかしてると思います(ーー;;) 金縛りはしょっちゅうでしたが・・・。 さて、憧れの高校に合格し念願のベッドも買ってもらい(笑) (なぜかベッドを持つことにとても憧れていたのでした(馬鹿)) 楽しい高校生生活を送っていたある晩、いつもの金縛りにあいました。 「あー、また来たか」 私の場合、いつも「キーン」というひどい耳鳴りがして、 身体が動かなくなり身体を振り回される感覚なのです。 この時、般若心経など唱えようなものなら、金縛りと耳鳴りは一層ひどくなるので (性懲りもなく何度も試してみた)大人しく金縛りが解けるのを待つしかないのです。 その晩もそんな感じでスタートしました。 ところが、いつもと違うのは目だけは開いて回りの様子が見えるのです。 (怖いので毎日電気をつけっぱなしで寝てました(^_^;;) すると、足元に年頃の同じ位の可愛いお兄ちゃんが立ってるじゃありませんか。 それもにこにこ笑ってる・・・。 「げげっ」と脂汗がにじんできました。 するとそのお兄ちゃんはなんと 私の足もとの布団をめくって私の両足を掴んで引っ張るのです。 私の身体はずずーっと引っ張られ足が床に付きました。 根性なしの私はそこで気を失いました。 朝、母に起こされ目が覚めるとその状態のままでした。 もう滅茶苦茶怖くってその日からしばらく父母と川の字になって寝させてもらいました。 この家では色んな怪現象が続いたので、霊媒の方に見て頂いたらちょうど 2階の納戸が霊道になっていて通りすがりに色んなのが立ち寄るとのことでした(涙) 私の弟なんぞは、夜中いきなり襖の戸があいたり、目を覚ますと 顔の上を女の人が覗き込んでいたりで、私より数倍怖い目に会ってるようです(^o^) その後も色々ありましたが、2年前、茶水晶の数珠を魔除けに購入し 手首に身につけるようになってから、霊的な体験は全くなくなりました。 (単なる偶然かもしれませんが、素直に信じてます(^-^)) 色々見てしまう方は一度試してみてはいかがでしょう? (仏具展の回し者ではありませんので、念のため) では、今回はこの辺で。 全然怖くない文章で申し訳ありませんでした。 |
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