沁あっちの世界ゾ〜ン・第弐夜「警官」
カセキさん談
| はじめまして。 「あっちの世界」と「こっちの世界」楽しく見せてもらっているものです。 怖い話が大好きで、スポットにもよく出かけていました。 でも、彼の話を聞いてからその場所には行かないようになりました。 その話を紹介させていただきます。 四年くらい前の話だそうです。 私の彼Sは、よく従兄弟とその奥さんと深夜のドライブに出かけていたそうです。 静岡のMトンネルに、行ったときのことです。 週末ともなると結構若い人達がいるのに、 その日は雨が降ったりやんだりの天気のせいか誰もいなかったそうです。 しばらくの間駐車場で、入ろうかやめようか三人で話していたそうです。 そのとき、「とんとん」と車の窓ガラスを誰かが叩きました。 見てみると警官が立っていました。 運転手の従兄弟は、窓を空け、 「何ですか」と答えると警官は、 「こんな遅くに何をしている。」と職務質問をされました。 「ここのトンネルに肝試しに来たんですけど、歩いていかないとならないので 中で雨の上がるのを待っていたのです。」と従兄弟が答えると警官は 「それだったらここより怖いところを教えてあげよう車でいけるところだから」 といってそこを教えてくれたそうです。 地元の彼らも知らないところだったので、 新しい発見にうきうきしながら早速そこへ向かっていきました。 教えてもらった道を進むと霧が出始めたそうです。 しばらく走っていると、助手席の奥さんがいきなり「ブレーキ」と叫び その声に驚き車を止めると そこは崖だったそうです。 無言で帰宅した翌日彼はその場所にいってみたそうですが、 その道はなく人さえ入ることもできない山があったそうです。 そしてよくよく考えるとあの警官の制服は、 現在のものではなく昔の制服だったということでした。 |
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