あっちの世界ゾ〜ン第六十夜「お人形(^-^;」

ちゃるさん談


>かにゃさま、キムラック教徒さま

私も人形は怖いと思います。

やはり人型だから、いろんな思いが寄り付きやすいのではないでしょうか。

でも嫌いではないかな…


幼児(2歳くらい)の時、祖母が身代わりと遊び相手に買ってくれたセルロイドので

かいきゅーぴーの腕のへし折ったところ(無邪気にへし折ってる写真が存在してます)

次の日、父の実家で階段から転落し、同じ腕を完膚なきまでに複雑骨折しました。

当然私は何も知らないのですが、

祖母はその後そのきゅーぴーを人形供養のお寺に出したそうです。


あと、転校するとき友達に貰った人形の顔がある日直射日光の当たる窓際においたせいか、

妙にゆがんで泣いているように見えたので、その友達に電話したら、病気で入院してたとか・・・


自分で作った超ヘタクソな ミュージシャンに似せた人形を少し忘れて何かの箱の中に

しまったままにしてしまい、大掃除か何かの時に取り出して「あーーこんなとこにあった、

虫干しでもしよう」と手に取ったら、ちくちくするので<良く見たら、

針が刺さってたとか…いくら間抜けでも針を残したままなんてことはないから、不気味でした。


それ以来自分で人形は作らないです。


あと怖い話じゃないけど男性も人形ってわりと好きなんですよ。

父が退職したとたんに、割と高価なフランス人形を2体もぽーんと買ったのを見て驚きました。


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「鎌倉駅の人形達」 ケロリンさん談


>ちゃるさま、かちゃさま、キムラック教徒さま

人形といえば、鎌倉駅の商店街にあるアンティーク屋(といっても日本のもの中心、

甘味どころの隣)にある人形たちの中に、目を離せなくなるほどのものが何体かあります。

もしご存知か、そちらに行かれる機会があれば、ご感想を是非。

(ちなみに、私はその中の一体に惚れられています・・・・)


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「人形礼賛」 竹中朝夜さん談


実は私はものすごい人形好きなんですよ。

アンティックドールの展覧会とかもなるべく行きます。

なんでなんだかわからないけれども。

家には、私が生まれたときに買ってもらった赤ちゃんの人形があります。

10歳まで一緒に寝ていたし、いまだに部屋においてあります。

でも友人はみんな怖がるんですよねー。

目が動く(これはそういう人形なんですが)のがまずいのか。

それとも私が子供の時の服を着せてあるのがまずいのか。わかんないですけれども。

でもまあ一人の時に一緒に心霊番組を見てくれる相棒でもあることだし

(それが一番まずいのかも)、今も彼女を手放すことは考えられません。


アンティックドールは、A・テュイエという人の人形が好きです。

目が綺麗で潤んでいるように見えるんですよー。

図鑑とかの写真だと分からないですけどね。

興味がある方は展覧会とかでぜひチェックしてみてください。


ただ言えることは、人形でもかわいがっていないと、

だんだん哀しい顔になって来るということ。

性格も歪んできてしまうだろうし……。

ああ、でも、作った意図によってはもともとおかしくなる人形もあることはありますよね。

かつて一度だけ見た「仕込み人形」(人を殺傷するために作られた、

袖口に刃が仕込んであるからくり人形)は驚くばかりに冷たく、周囲を圧倒していました。

顔が美しいだけに、凄絶でした。


>ケロリンさん

小町通りの人形なら私も見たことあります。見るだに気の毒で……。

なんか手入れも良くないようだし。特に洋服を着せられた市松人形が哀れですね。

ただ、あの雛人形何があったんでしょうか?

あの鋭い、怒りを思わせる表情にはいささか寒気がします。


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「竹中朝夜さまえ」 ケロリンさん談


竹中朝夜さま、

そ〜なんですよ…


あの雛人形、やっぱり怖いですよね…

最初、何気に店に入って…固まりました。

奥にある人形たちも、『何があったんだっ?』ってカンジで。

そのなかの市松さんが(無理矢理洋服を着せられてる子ではないです。)妙に訴えてきて、

別に人形好きでもなかった私が、その後危うく買上げそうになりました。

(でも、26万円って言われた…。あのコンディションでそりゃあ無いでしょう。)


はじめて店に行ってから2ヶ月の間に、(東京在住にもかかわらず)集中して5回も

鎌倉に行く用事が重なるし、その度にあの市松さんが気にかかる……


とりあえず金銭的にも厳しいので、以来、あの市松さんには会わないようにしています。

(ただ、その後転職したら、オフィスが『人形町』でした。冗談ぬきで。)

最近アンティークを含め、人形が可愛くて仕方ありません。(きゅ〜)


あの人形たちの『愛してくれる人を待ち続ける』顔は、本当に切ないです………


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「ひな人形」 億の細道の住人さん談


億の細道の住人@です。

雛人形の怖い話といえば、山岸涼子さんの「ひいなの埋葬」ですね。

うちの雛人形も10年以上飾ってません。

うちの雛人形。ひいばあちゃんの持ち物でした。古すぎて怖いです。

涙の跡ならいいけど、他のものだったら・・・


私、ひとりっこなので、ぬいぐるみ、人形さんたくさん持ってました。

いえ、持ってます。

ほこりだらけです。ねずみに食われてボロボロです。

リカちゃん人形は、床屋さんごっこで髪を切っちゃいました。

ぐちゃぐちゃです。

段ボール&ゴミ袋に突っ込んで物置に置いてあります。

でも、捨てられません。捨てるつもりで物置に入れたのに。

愛情が欠如してた分、このまま捨てるのは何か忍びなくて。

ああ、自己矛盾してる。


ほんとにとほほだ。


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「億の細道の住人さんへ レス」 ケロリンさん談


『山岸涼子』の人形ホラーといえば・・・

「私の人形は良い人形」という(たしかアスカ書房だったと・・)

市松人形の話が、めっちゃ怖かったっす・・・・・

もし、読んでいらっさらなくて、ご興味がおありでしたら・・・是非!


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「人形な話」 のび太さん談


おはようござりまする@のび太です

>かにゃさま、きむらっく教徒さま ちゃるさま

おいらも人形が苦手です。特に瞳がガラス玉をはめ込んである奴とか

髪の毛を埋め込んでいる奴は(博多人形とか市松人形もパス)。

きれいだな、とか素敵だな、とか思いはするのですが

自分の手元に置こうとは思いません。

だって、中に何か入りそうで怖いんですもん。

古い人形はどんなのでもいやです。美術的価値がある人形とかは

博物館に入れてちょーだいよ、あなた。なんて言いたくなってしまいます。

ちびの頃に知り合いがくれた80センチくらいのだっこ人形が私は怖くて

殆ど遊ばずに引っ越しの時処分してしまいました。

その人形は横たえると瞼が閉じたり、

電池で小さなレコードを再生して歌ったりできるものでした。

7年近く箱に入れて壁とタンスの隙間に半分隠す様にしてしまっていたそれが、

引っ越し前に一度だけ音(レコードだと思う)を出しました。

電池抜いてあったのに^^;

一人で留守番していた夕暮れのことだったので飛び上がりましたよ^^;


その一方でキューピー人形のように表情が書き込まれているタイプの人形や

縫いぐるみはぼろぼろのよれよれになっても大事にとっておくのです。

昔、引っ越しで父親が私のお気に入りの縫いぐるみを燃やしてしまったとき

狂ったように泣いていた記憶があります。(結構大きかった)

でもどちらかというとやっぱり縫いぐるみの方が好きですね。


昔になんかあったのかな?<人形嫌い


長々失礼しました。であであ


お雛様といえばその時期になると普段母親と分けて布団を敷いて寝ていた

部屋に7段くらいのを飾っていたのですが、そうするとその部屋には

私の分しか布団が敷けなくなるので仕方なく一人で寝ていました。

しかしその場所が雛壇の真ん前。

トータル15対の瞳に見下ろされることになります。

ほんとに見られているようでなかなか寝付けなかったし、

眠りは浅いしであまり桃の節句は好きじゃなかったです。(夜怖いから)

お雛様って毎年1回は出さないと泣くって言いませんか?

うちのお雛様は14年間飾っていません。

箱を開けるのがとっても怖いです。

涙の後がありそうで、、、


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「人形再び」 かにゃさん談


人形関係のレス頂きました方々、ありがとうございますぅ。

かにゃは、人形はキライじゃないのですが

<だってカタンドールの写真CDもってるしぃ、

ジュサブロー<の展覧会も見にいったし・・・

自分で手元に置きたいかっていうとちょっと・・・(^^;;

飽きっぽいから・・きっと変わらぬ愛情ってやつは注げないっす。


さて、別にあっち系の話ではないのですが。

10年ほど前、津和野に旅行に行ったときに、人形館を見つけて入ってみた時のことです。

世界中のいかにもふるそーな人形たちが たくさんありました。

可愛いのもコワイのもたくさんありましたが、中でも怖かったのはロシアの人形・・・・・

やっぱり古ーいものらしくて、髪は殆ど抜け落ち、

ひびわれて茶色っぽく変色したカオに張りつく微笑・・見開いた三白眼の青い目!

うおぉぉーーこわーーーっ!!

見た瞬間の感想。

霊感なくても、見た目からしてかなり恐ろしい人形(T_T)

しかし、次の瞬間、かにゃの口から出た言葉は・・・


「か・・・かわいいねぇ・・」


友人も、カオをひきつらせながら

「そ、そーだねぇ・・・」

・・・嗚呼、小心者・・・でも、その場ではっきり

「うわーきもちわりぃーー!」とは言えなかったん

ですよぅーーー(T_T)

なんか、まわりの人形も全部、ちゃんと会話を聞いてるような気がしてーー!

あの人形館、今でもあるんでしょうか・・・


その友人は、後に鎌倉の人形館でも、怖いロシア人形と対面したようです。

売ってなくて、展示してあるところらしいので、

ケロリンさんや竹中さんの行ったところとは違うかも・・?

それにしても、どっちの人形館も一番コワイのはロシア人形・・

もともと作りがコワイのかにゃ・・

それとも、たまたま何か入ってたのか・・・(TT)


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「人形の寺」 猪ハンターさん談

人形に関する皆様の書き込みを読ませていただいていたら、

数年前にTVで観た人形供養専門のお寺を思い出しました。

そのお寺には全国から各種の人形が持ち込まれ、もう境内から本堂からとにかく

あらゆるスペースにびっちりと人形が置かれてありました(外においてある物は雨ざらし)。

特に雛人形は専用の部屋に飾られていたのですが、恐ろしいことに雛壇に陳列して

あるのではなく、雛人形の列の上にまた雛人形を重ねてあり、雛壇も雛人形で出来ている

というか、言ってみれば部屋の幅×奥行き×高さに雛人形が満たしてあるといった感じでした。

さらに住職の案内でレポーターが特別室?に行くと、ヤバイ物件のオンパレード。

髪がぼうぼうに伸びた物、表情が変わってしまった物など十数体はあったでしょうか。

人形達は供養の後焼却するらしいのですが、

持ち込まれる量が多いためさっぱり数が減らないとのことでした。

確か四国のお寺だったと思うのですが、記憶が定かではありません。

とにかくTVカメラが敷地内に入ったとたん、

こちらを見つめる人形達の無数の目には本当にぞっとさせられました。

ちなみに私の部屋には怪獣さんのフィギアが30ケほどありますが、

こいつらはちっとも動きそうにありません。


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「人形供養と言えば・・・」 さんがつうさぎさん談


それは和歌山の加太町にある淡島神社のことでしょう。

神社を取り巻く幾重もの人形とは他に

あまりに祟りが大きいために地下に保存されている人形もあると聞いたので。


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「和歌山でしたか」 猪ハンターさん談


>さんがつうさぎ様

レスありがとうございました。何故か四国だと思いこんでおりましたもので。

しかし無数の人形に囲まれて平然と日常生活を送れる住職さんは本当に肝が

据わっているなあ、と思います。


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「人形の寺関係」 ちゃるさん談


>うさぎさん、あんど みなさま(人形の寺関係)

そのお寺、私もテレビで見ました。地下室のお人形が怖かったです。

淡島様は 祭神は蛭子(ひるこ)で、

婦人病と下半身系の病気のお悩みを解決してくれる神様です。

きっと、形代としての人形に病気や災厄を移して流していたので、

そのお寺に人形が集まったんでしょうね。







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