あっちの世界ゾ〜ン第六十壱夜「最近あったこと」

ケロリンさん談


ケロリンと申しまする。

『あっち』にカキコするのははじめてです。どぞ、よろしく。


ちょっと前から『あっち』と『こっち』にハマりまくって、

特に『あっち』の方は『信・あっち』までダウンロードして一気読みしました。

でも、その間ちょっと怖いことがあって、このHPをお休みしてました。

(それでも、やっぱり戻ってくるあたしって…?)


その怖いことと云うのが、『信・あっち』の、確か成田山の話を読んでいる時

(うしろの方が成田山怖くて、自分も行けないという話だったと思います)、

突如、起きていられない程の物凄い寒気と頭痛に襲われ、


「あ、これはきたな」


ぐらいに準備よく、塩・線香・題目のセットでお帰りをお願いしたのですが、

一向に症状がおさまらない。しょうがないので、ベッドに入って、

毛布と布団を掛けて(暑いのに)出掛ける時間ギリギリまで休んでいました。

(その間、もう一度線香を焚いたのですが、その時、どう言う訳か『私自身が』線香を、

とても怖がっているんですよね…無理して焚きましたケド…)

時間がきて無理矢理支度して出ると、外はさわやかな週末。初夏の青空。

でも私は寒くて、しかも頭はボーっとしている…

とその時、前を歩いていた、身なりのキチンとした

ブロンドの(私は外国暮らし)若い女性が、振返って時間を訊いてきました。

……でも奇妙なことに、彼女の目は、私のすぐ横の『空間』を、

ジッと、とらえているのです…わたしの隣に誰かいるみたいに。

そして、にこやかな笑顔を浮かべながらしばらく待っていましたが、

返答がないので、(当たり前だって!)今度は私に、やさしく視線を投げかけました。

まるで最初、カップルの男性の方に時間を訊いて、

彼が『時計持ってない』ってジェスチャーをしたから、

じゃあ彼女の方、ってカンジで!!!(で、時間を教えてあげたら、さんきゅ。

よい一日を、と言残し、爽やかに去っていった……)

『全然そんなカンジじゃあなかったケド、実は彼女、アブナイ人だったのか????』

と、その直後は『????』でした。

この次のことがなければ……


それから50mぐらい歩いた頃、今度は黄色のムームーを着た、黒人の小さいお婆さん

(理由は無いけど、ハイチ出身?)が、物凄い形相で私に駆寄り、いきなり、


「Obey your muster!!」


「その娘と一緒にいるなら、マスターに従え!!!」

(みたいな意味のこと。英語でもなかった?)

と、私の後ろの『空間』に向かって叫んでくるのです。これにはビックリでした。

あまりに凄い剣幕だったので、周りの人たちが『なんだ、なんだ?』

と集まってくるのが恥ずかしくて、私は慌てて通りを渡りました。

するとそのお婆さんが、今度は私に向かって、やさしく、


「今あたしがチャンと言って聞かしたから、あんたもう大丈夫だよ」(←英語)


と、言ってきたのです。

でも距離があったので、実際声を聞いたかどうかは憶えていません。

目は合ったケド…


『もう。今日はなんて日!』

とその時、さすがに思ったんですが、気付くと、そのお婆さんの件から、

あの寒気と頭痛は無くなってたんですよね……不思議だ。


それからしばらく、なんだか人の気配(若い男性)がしたのですが、

取りたてて悪さをすることもなく、『あっち』の世界関係のものを一切絶ちきっていたら、

そのうちいなくなりました。今月の話です。


でも、今また久し振りに『あっち』にカキコしていて、左耳がうずいています。

原因不明の痛み。……これって、私の『第一サイン』なんですよ……。







   戻る