あっちの世界ゾ〜ン第壱夜「後悔」

あきらさん談


皆さんはじめまして、あきらと申します。

今後ともよろしくお願いします。

いきなりですが、皆さん後悔したことってありますよね?

私にもいくつか(って言うかたくさん)あります。

その中で私が未だに気になっていることを書きこみたいとおもいます。

ハッキリ言って怖くはないです。(ごめんなさい...)


それは私がまだ高校生だった時のことです。

なぜか忘れましたがその当時、

「旅に出る!」

というのが流行って(たのかな?)いて、私も旅に出ました。学校をさぼって...(^^;)

たしか9月頃だったとおもいます。なんとなく山口県に行っていたのですが

そこに津和野という町があります、ふるい町並みの情緒たっぷりのまちです。

私は若い時そういう古い町並みや寺院などが大変好きだったので、

(もちろん今でも好きですが)津和野を訪れました。

しかし残念ながら私がそこに着いた時にはもう日も落ち始めていて、

急ぎ足で探索をしていたのですがすでに日も暮れてしまい、

夕食を済ませるともう結構遅い時間になってしまいました。

今度機会があればもっとゆっくりと訪れたいとおもっています。


本題に入ります。

そこから山口にもどる汽車のなかでのことです。たしか最終だったと思います。

2両編成のその列車は(3両だったかな?)

乗客もまばらで、私を含め5人ほどしかいません。

私は向かい合わせのボックスシートに座り、

これから先どうしようなどと考えながらボーっと外を眺めていました。

しかし夜です、外は真っ暗です!

なにも見えません。

その時ふと窓に写っている車内を見ました、

するとそのボックスシートの私の斜め前に女の人が座っているじゃないですか、

いつの間に座ったんだ......

などとはやりたいさかりの高校生!考えられるはずもなく、

ラッキー!女だ!出会いだあぁぁぁ!

などと考えてました。(^^;...)

しかもこんなガラガラの車内で席などいくらでも空いているのに、

わざわざ俺の前に座るなんて、、、、

うぉぉぉぉ、誘ってるぞぉぉぉぉぉ!

ラッキッィィィィィィィィ!

やれるぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!

(いたこ氏風)

と勝手に舞い上がり、さあいくぞ!(どこに?)と振り向いてみると......


ちゃんといますよ^^

窓に写っていたように(あたりまえか)

うつむきかげんでその色白の彼女は座っています。

なんか疲れてきたので、つづきはまた今度・・・・


-----------------------------------------------------------------


みなさんこんばんは、

ずいぶん前に投書した話しの続きなんですけど、、、、

みん知らないですよね、、、ウゥゥ シクシク

とりあえず続きを書きます。


私は変態ではありません。

ただちょっとHなだけです、きっと世の男はみんなこんなもんだと思います。

いやそうです、みんなそんなもんです。言い切ります。

それを承知のうえで、続きをお読みください。

......私は決して変態などでは......


彼女はうつむいて座っています。

なんだ、照れてるのか? かわいいじゃん。

どれどれもっとよく見せておくれ。

(このころですでにオヤジ入ってますね...)

すらりと伸びた白い腕、、、、おぉ

細身の身体にやわらかそうな胸のふくらみ、、、おぉぉ

白いワンピースのスカートが膝上までめくれ、

そこから覗く白い脚、、、おぉぉぉぉ!


そうです、私は彼女がこっちを見ていないのをいいことに、

まじまじと舐めるように見ていました


......私は決して変態なんかじゃありません......


そして一番気になるお顔を拝もうと視線を持ち上げました

......なんてことだ......

......見えない......

彼女の肩までのびた髪がうつむいているため顔にかかり、

見えないのです.....

あぁぁぁぁぁ、、、見たいぃぃぃぃぃぃ!

その顔を見せておくれぇぇぇぇぇぇ!

なぜだぁぁぁぁぁぁぁぁ。

どうやら彼女は寝ているようです。

やっぱり気になるじゃないですか、かわいいのか、、、

......わかってくれますよね、男なら...

私はがっかりしながらも

まあそのうち起きるだろう、

その時こそ、、、

その顔を拝んでやるぅぅぅぅ!

そして、、、ムフフ、、、

などと淡い期待を抱きつつ、また窓の外に目をやりました。

一瞬でした、私が彼女から目を離したのは、5秒も経っていないはずです。

窓ごしに彼女を見ると、、、いないのです。

私はあせりました、たった今そこにいたのに....

電車の中を端から見て回りました。

(わざわざ歩いて廻りました^^)

しかしどこにもいません。

その間、駅には停車していないし、まさか窓から降りることもありません、

2両しかない車両のなか、隠れる場所もありません...

えっ?予想どうりの展開だって?

そんなことはどうでもいいんです。

私はあせりました、、、

そして後悔しました、、、


......なんてことだ!......

......こんなことなら........

......たたき起こしてでも顔を見ておくんだった......


今でも気になっています。


かなり脚色してありますが、実話です。

つまんないはなしでどうもすいませんでした。





     戻る