侵あっちの世界ゾ〜ン・第十六夜「気づく人?」
彦さん談
今思い出したんですけど、高校の時の部活の後輩が結構気づく女の子でした。 みんなで集まって怪談話(部が天文部だったので 学校で深夜)してる時に泣き出したんです。 私:「なんだ、この程度の話しで臆病だな」(部長だったので偉そうです) 後輩:「話は全然怖くない。でもこの話に興味を持って集まってくる霊が気持ち悪い」 私:「……」 後輩:「それで涙が止まらないんです」 私はそのあと謝りました。 私たちには興味本位の話でも分かる人には迷惑な話なのかナァ。 ゆうすけさんは気持ち悪いとか感じないみたいですけど、 その辺の霊センサー(?)は人それぞれなんですかね? そんな後輩なんでなかなかそっち系の話をしないのですが、ある時聞いた話です。 彼女が夢の中で天使に追われていたんだそうです。 茨の森を逃げて教会に追いつめられる。 天使:「なんで邪魔をするんだ」 後輩:「それはマリアさまの意志です」 目が覚めた彼女は「なんのことだろう?」と思ったそうですが、 あまり気にしなかったそうです。 一ヶ月くらいたったある日。 隕石が地球に大接近していたことをニュースで見た彼女は 「このことだったんだ」と何の気無く思ったそうです。 その隕石は観測されていたけれども発表したら 大パニックなるとして公表を伏せられていたものらしいのです。 そしてその隕石が通過したのと彼女が夢を見た日が同じ日だったとか……。 今頃ノストラダムスに「なんで邪魔したんだ」とか言われていたりして(^^; |
戻る |