あっちの世界ゾ〜ン第六十夜「通夜にて」

が〜ごんじゃさん談


さて、今回お盆で帰郷時にお墓参りに行って思い出した話を一つ。

僕が始めて金縛りにあったのは中二の5月後半に父方の祖母が他界し、

通夜で祖母の遺体が家に在る時の夜のことでした。

その日は蒸し暑く扇風機のタイマーをセットして寝ました。

少し立つと、寝起きの悪い筈の僕がすぱっと目が覚めたと思うと

扇風機のタイマーがカチッと止まったかと思うとチーーーーーという

音が耳鳴りで止まらなくなりました。

ん?と思いながら暑いからまたタイマーセットしようして起きようとすると。。ん??ん??

ふが!げっ動かへん。。いやぁ〜〜〜金縛りやぁ〜〜!!

絶対霊は見ないぞ!と硬く目をつぶり、耐えていると

そういえばこの前の霊の特集番組で誰かがそういう時は、頭の中で(お前は死んでいる!

あっちの世界に帰れ!)と強く願うといい!って言ってたぞ!よし!と思い願うと

ドンッ!!ぐぇっ。胸のあたりに強烈な圧迫感。。(目は絶対開けない)

その時はく・くるしい・・まじ・・死にそう・・息できへん・・・

そうだ!かあちゃん呼ぶぞ!でも声でない・・

「・・・ぐ・・・・かぁ・・・」とやっと出せると”ふっ”と金縛りはとけて

汗だくの僕がはぁはぁ〜。。そこで、ふと思ったのが。まさかっ!

祖母が最後のお別れに来たのに、帰れ〜〜お前は死んでるんじゃ〜などと

思われたから怒ったのかな?祖母と母は嫁姑問題ですごく仲が悪く仲直りする前に

祖母が脳卒中で倒れ意識不明でそのまま他界してしまったので、

母を呼ぼうとしたので、消えちゃったのかな?と。。。自己嫌悪。。

すぐさま祖母の遺体の所に行き「ごめんなさぁ〜〜いぃ・・」(泣)

と、悲しくなった思い出です。

今回お墓参りでも(あの時はごめんなさい。)と謝ってきました。


祖母へ:あの時いきなりこられてもびびるよ〜。。金縛りにしなくても。。

でも、祖母じゃないかも。。

ではでは。




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