あっちの世界ゾ〜ン第六十壱夜「日常な人々。(その1)」

らら。さん談


暇だから書いてみようと思います。

その1とあってもその2からも続くかどうかは不明。(ゴメン)

私の回りには結構あっち世界を日常に体験してる人が一杯います。

そんな中から書いていこうと思います。


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まだ私が大学生だった頃、近くのレストランでバイトをしてました。

そのお店のオーナーのお話です。彼は結構ナイスな顔かもしれない。

家が事業をしてるからそれなりにお金もある。

っでもって、やっぱり遊び人。

まだ25、6だった彼はほぼ毎日のように遊んでいて

当時付き合ってた彼女を困らせてばかりでした。

でもさすがに遊んでばかりじゃイケナイ、と悟ったらしく前よりかは減っていったそうです。

ところが付き合っていた彼女との仲があまりうまく行かなくて、結構うざったくなった。

とうとう別れを切り出しました。

泣き出す彼女。もうおきまりパターンです。

しかし、彼女をなだめ煮え切らないまま何とか別れた(?)そうです。


ところが!なんとその日から奇妙な出来事が盛りだくさん。

まあ、ばちがあたったんだよと思えばそれまでですが、彼曰く、

「人生で一番怖かった」

らしいです。(あんたまだ30でしょうに)


奇妙な出来事。それは最初夜中に起こりました。

彼の家は3階建てで1階は両親、2階に彼が、3階に弟が住んでます。

(夫々独立してすめるように各部屋にキッチン、バス等ついてるらしい)

彼が夜中に寝ようとしていたら、ベランダから足音が聞こえる。

独特なギシギシっていうやつ。

「ん?どろぼうか?」

そう思ったl彼は一気に駆け寄りカーテンを開け、窓を開けた。

・・・が、誰もいない。

しかしあっち世界なんて思い模しなかった彼は、

「騒がしい鳥だ。」

としかおもわなかったらしい。(オイオイ、鳥は夜目が見えないよ)

ところが次の日もその謎の音は続き、それでも泥棒かとおもった彼は、

怒り狂っていたそうだ。まだあっち世界とは気づかずに。

そんなことが1週間以上過ぎてある日の夜。

部屋に帰った彼は嫌な感じがして辺りを見渡した。

そう。誰かに見られている・・・。そんな気配。

さすがに背筋がさぶい感じがしたらしい。

部屋を見渡したその一角に、ふと揺れるカーテン・・・。

彼はその瞬間怖いというより、むしろお怒りモードでした。

「俺の睡眠を邪魔しやがって!」

と怒りながら、カーテンに突進。

・・・が、やはり誰もいない。

「なんだ、またかよ」

もう、慣れっこになってたらしい。

しかし、その瞬間カーテンの向こうのベランダが丁度

人が歩いて逃げていくようにたたたたっと音が聞こえたそうです。

これにはやはりびびって、3階にいる弟を呼んだそうです。

弟さんはかなりびびりや。

部屋にはいるなり、帰ったらしい。

その夜中、ついに最大のイベントが。

なんと、寝ているときにあのおぞましい視線が。

そして金縛り。

紛れも無く、姿はわからないが視界に入る人の影!

青白かったそうです。怖いぐらいに。

「うわーー、もう勘弁してくれーー。」

さすがに元彼女の事が頭に浮かんで、怖くなったらしい。

でも解けない金縛り。

ところが、次の瞬間金縛りが解けました。

原因は・・・FAX。

FAXFAXFAXFAX。それも大量の。

いつきれるのかも分からないほど大量に。

彼は怖くて動けなかったそうです。

そのFAXは紙が無くなるまで出てきました。

しかも紙一杯に書かれているであろう

巨大な文字(怖くて見れなかったらしい)が薄らとみえる。

布団かぶって寝たそうです。

朝まで。

でも、3ヶ月ぐらいしたら気配も消えたそうです。

きっとその彼女に彼氏が出来たんだろうな、

と彼は言ってました。


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長くて疲れました。

また、他にもあるんでちょくちょく書きます。

仕事中で見直す暇が無いので、かなり読みにくいと思いますが、

勘弁してください。




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