あっちの世界ゾ〜ン第七十弐夜「私はもののけを信じます!」

HORIさん談


最近、過去にあったある出来事を思いだしました。

あれは2年前、学校の遠足(?)で千葉県の某牧場へ行った時のことです。

そこでは「あっち」のことは何事もなく、帰ってくる時にそれは現れました。

電車に揺られ、わが家のある船橋へとつきました。

そこの、JR船橋の改札口をぬけて、後ろからくる相棒の鳥畑(仮)くんを待っているとき。

ふと、右奥の柱の方に目をやると・・・

いました。夕方7時頃、あの人込みのなかで。

「妖怪」が・・・。

それは、首から下はごく普通のビジネスマンでしたが、首から上が、「ヤギ」なのです!!

そして、お決まりのごとく、「他の人には見えていない」ようでした。

(だって、駅員が来るよ、普通・・・)

そして、こっちの世界の住人である鳥畑(仮)くんにも。(以降、仮 は省きます)

恐くなって目線をそらしまして、数十秒後、また見てみました。

これで、いなかったら見間違いなんですが・・・

いました。見事に。

目を凝らして見ても、つねって見ても・・・。

鳥畑くんと合流後、逃げるように帰りました。

あれは、霊や宇宙人ではなく、日本古来からいる、元祖「あっちの世界の人」、

'妖怪'では・・・と、思っています。


前回の事件も、妖怪のイタズラでは?と、考えています。

「枕返し」という類のかたではないでしょうか?

そういえば、妖怪ネタは少ないですよね。それでは、また来させていただきます。


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「山羊の人」 竹中朝夜さん談


>HORIさん

山羊の人、ですか。もしかしたらその山羊人間、周囲の人には

見えてないんじゃなくて、普通の人間に見えていたのではないでしょうか?

山羊の話を聞いて幼い頃に読んだ昔話を思い出しました。

その話によると世間には人間に化けて紛れ込んでいる動物がたくさんいるのです。

で、それをどう見破るのかというと、狼の眉毛をすかして人の姿を見るのです。

すると化けている人の頭が本性の動物に見えるのだとか。

もしかしたらHORIさんが見たのは人間に化けて

サラリーマン生活を満喫(?)している山羊だったのかも知れませんね。


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「山羊頭」 億の細道の住人さん談


あっちの世界、久々の億の細道です。

山羊の頭って、そりゃ悪魔じゃないですか?




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