あっちの世界ゾ〜ン第九十壱夜「ほかに理由が」

奈留さん談


初めまして、奈留と申します。みなさんの体験を興味深く読ませてもらってます。

私も不思議な体験を何度かしていますので書き込ませてもらいます。

先ずは、母の体験です。怖い体験でもないんですが。

子供のころ自宅には物心付いた時から寝たきりの

母方のお母さん(私のお婆ちゃん)がいました。

幼稚園の時にお婆ちゃんが亡くなり、死と言うことがよくわからなかった

様な気もしますが、一人で隠れて泣いていた記憶が有ります。

母の兄は関東にいます(私の実家は、いたこさんの大学から程良く離れたところ)。

兄曰く「お墓を作ってから呼ぶ」

と言う訳でお婆ちゃんの遺骨は家に数年ありました。

お婆ちゃんのお墓も出来上がり、めでたく収まるところに収まった。

ところが、しきりに母が「お婆ちゃんが夢に出てくるんや〜」

何かいいたそうでに出でくるとのこと。

そんな日が何日か続いたある日、

小学校3〜4年になっていた私は友達と玄関でうだ話をしていました。

そこに血相変えた母が。

「あんたこれ何夜と思ってんや」

そこには私がバット入、時にはゴミ箱と使っていた木の箱が。

今まちょうどバットを入れぐりぐり回す私から木の箱をかっさらっていく母。

話によると、何年も骨壺を入れていた箱だそうです。

私 「そんなもん小学生の手の届くところにおいとくなよ。

お婆ちゃんもそれぐらいで出てくるのんおかしいで。」

私もひどいこと言った物です。(笑)今となっては笑い話のネタにしています。

こんな感じでもよかったらまた書きます。

でも木の箱粗末にしたぐらいで夢枕立つ?




目次に戻る
     戻る
次の話を読む