唇あっちの世界ゾ〜ン・第二十八夜「聖域など(家買ったぞ記念投稿)」
シオンさん談
いやおひさしぶりです。以前ここに神社は(特にお稲荷さん)は怖い、 のような書き込みをしたシオンです。覚えておいででしょうか? いたこさんお元気ですか? 皆さんお元気ですか? あれからしばらくして自分達(だんなと私)は何の因果か、神社のとなりの 建て売り一戸建てを購入することと相成ってしまいました。 何の因果か、お稲荷さんです(^^;;。 地域の方々で世話をするような、小さな神社ですが。 実はここ、自分の実家のすぐ近くでして、私も小さい頃から良く知っているところでした。 元々は資材置き場や畑として使われてきた場所です。 高台にあるため、風の通りはよく、日当たりもよくそして、田んぼ、川、 そして(一応)霊峰筑波山を一望できるという、 はっきりいって、環境としては静かですごくいいところです。(^^ お稲荷様がお隣(正確には家の裏)ということについては、 知り合いの家相を鑑定する方にきいてみたところ、 「とにかく気にし過ぎないように。隣に人が住んでいる感覚で考えればいいんですよ。 例えば、お稲荷さん側の方をゴミを山積みにしないとか、そういうことでいいんです。」 「お稲荷さんは、神様とはいってもやはり動物、畜生ですから、たまにちょっとした 悪戯や悪さは仕出かすかも知れないけど、基本的にふつうに接していれば祟りとか おそれる必要はありませんよ、神様が第一何も悪いことしていない人にそんなこと するはずありません。まあ、神社の敷地内だと、また話は別ですけどね、、、、、、」 私「もしここが神社の敷地内の場合は?」 鑑定士「経験上、絶対に(土地を)買うことは止めさせます」 幸いにしてそこは神社の敷地内ではありませんので、購入を踏み切ることにしました。 だんなはとにもかくにもそこがひどく気に入ってしまい、特に、家はもとより 神社の御神木の銀杏やケヤキの木が特に気にいっているようです。(^^ 正式な契約が決まった後、 「隣に越してくるものです、いろいろと騒がしくなりますがどうかよろしくお願いします」と、 挨拶もかねて、ダンナと私でお参りに行きました。 今現在は、まだこの家には住んではおらず、毎日昼間少しずつ荷物を運んだり、 庭の土を耕したりしています(夢は自給自足の家庭菜園)。 そのたびにお稲荷様と御神木にちょっとごあいさつしたりしてます。 「今日も暑いですね」とか「昨日は風が強かったですね」とか。 そんなふうにおつきあいしているせいか、今ではそれほど怖いとかは思いません。 お稲荷様の真意の程は定かではありませんが(^^; そもそもお稲荷さんというのは、人間の欲(商売繁昌とか、豊作祈願とか) から作られたものであるので、それゆえにないがしろにすると怖いというのだそうです。 自分の住む地域を司る神様というわけです。 そう思うと怖いなんておもえないです。 まあ、お岩稲荷なんてのもあるから、一概にはなんともいいがたいですけど(^^; 長々と申し訳ありませんでしたが、オトハさんのかきこみに「神社は怖い」 ということがありましたので、ついひさびさにかきこみたくなってしまいました。 オトハさん、はじめまして。 実は、自分も神社は基本的には怖いです(怖くないってさっきいいましたが)。 ただ、オトハさんとちょっと違うと思うのは、幽霊とか、なにかが出そうで怖いとか、 そういう怖さではなくて、畏敬の念を抱かずにいられないというか、 荒振る神の力が祭られている場所という意味では、畏怖の念を感じますが.....。 でも妖怪とかはいそうな雰囲気ありますよね。狐や狸が化かすとか。 自分の中では「聖域」という言葉を聞くと、「山」です。 あれこそ人の立ち入れない聖域という気がします。 筑波山に登ると、まだまだ人間の知らない、 踏みいってはいけない場所がたくさんあるんだろうなって思わずにはいられません。 知り合いのじいさんに聞いた話だと、 昔夜の筑波山のあたりで、一つ目小僧に出くわしたそうです。 山に入らせない為だろうとじいさんは言っていました。 |
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