第４２夜「もう嫌」

唇あっちの世界ゾ～ン・第四十弐夜「もう嫌」

憑依ぺーさん談

人から聞いた話なんですけど、ある大学のサークルで海に行くことになり、

自分たちの車で行ったときの話です。

何台かあった車の中の1台の後部座席の真中に座っていた子が、

出発してからすぐに顔色が悪くなり周りにいた子が、「どうしたの？」ときいたら

「なんでもない」といったのでそれ以上は聞かなかったそうです。

そうしてるうちに食事をすることになって、近くのファーストフードに行って、

みんなは、買いに行ったが、その子は行かなかったそうです。

そして、みんなが戻って来たらその子がいきなり

「私が、今から言うことを逃げずに聞いてね」

と、言うのでみんなは、驚いたが

「言ってもいいよ」と言ったのを待っていたかのように話し始めた。

「あのね、出発してからずっと白い手が私の足をずっとつかんでいるの」

と言ったので、みんなは驚いて逃げ出してしまった。

そして、その子所に戻ってみるとその子はどこかへ消えてしまっていた。

そしてその子は、いまだに行方不明だそうだ。

読みにくい文章ですみません。

ないか怖い話を知っていたら教えてください。