第５５夜「壊れる指輪」

唇あっちの世界ゾ～ン・第五十五夜「壊れる指輪」

ろの字さん談

私も先日、御守代わりの指輪が弾けて壊れてしまいました。

実は８月のお盆前後、

私はずっと「四谷怪談」の仕事に没頭していたのですが、その時の話です。

８月末頃、東京は夕立というか突然の雷が頻発して

「落ちたらヤだな～」と思いながらお岩さんの画像処理をしていたのですが、

案の定というか、いきなりの落雷に見まわれまして、突然の停電。

当然パソコンの電源も落ち、夕方だと言うのに辺りは真っ暗。

ま、こんな事もあろうかと（？）頻繁にセーブしていたので

実害は無いものの、めんどくせーなーと思いつつブレーカーを上げたらその場で復旧。

難しい事は分からないけど、どうやら電線とか変電所（？）

ではなくアパート周辺の局地的停電みたいでした。

で、ブレーカーを上げるときに気付いたんですが、

右手の中指にいつもしている銀の指輪が、無い。

お気に入りでいつもしているのに、顔を洗ったときは外したけど、

すぐ嵌めたしなぁぁぁ、と思いつつパソコンの前まで戻ったら、

その指輪が３つに分かれて（壊れて）床に落ちている。

そりゃあ本物の銀じゃなくて、いつもしていたから弱くなってて、

落雷の時に驚いて無意識にどこかにぶつけて、壊れただけだよな～、、、

…その時は無理やりそう納得しましたが、ぶつけた記憶も無いし、なんか恐かったです。

この仕事に関しては田宮神社さんにて事前に御祓いして頂き、

御守札も貰ってますが、やっぱこう言う事ってあるんですね。