あっちの世界ゾ〜ン第七十九夜「新耳袋を読んだ夜」

乱数さん談


少し前からおかしくなっていたマシンが限度を超えたようで立ち上がる度に

ビープ音が出しっぱなしという状態でついに再インストールの羽目になりました。

いや、決してここを見ていたせいなんて言いませんけどね。

「牧場」の話大好きです。新耳袋の中でもあの話題が一番怖かった。

で、この新耳袋を読むとなにか起こるとか書いてあって読んだのですが、

私にはやはりというか何も起こりませんでした。

ただ、同じく怪談好きの妹にこの本を送り、読んでいた時ちょっと怪しい事が起こりました。

日にちは今年の9月4日の深夜の事です。

その日、いつもは遅くまで起きている妹がすごい眠気に襲われました。

時計はまだ零時にもなっていません。

こういう時は早く寝ようと妹はベッドに入りました。

しばらく寝ていると左手に妙な痛みがはしります。

何かで突付かれているような感じです。

妹がやっと眼を開けて左の二の腕あたりに目を向けると、そこに長さ20センチくらいの

針師がつかうような長い針が置いてあったそうです。

「これは夢だろうなぁ」と妹は思い、端の方によけてからまた眼をつぶりました。

するとまたしばらくすると痛みがあります。

今度は前より大きい、バーベキューに使うような長く太い金属の棒が腕を突いています。

「変わった夢だなぁ」妹はまた棒を横に置きました。

このとき、前回の針はまだ残っていたそうです。

3度目、今度は切られるような痛みがありました。

左腕の二の腕には大きな出刃包丁があったそうです。

これはちょっとやばいと思った妹は針、棒、包丁をベッドのマットの間にしまいました。

さて、もういいかな?と眼をつぶると今度は何かの気配を目の前に感じます。

特に怖さを感じなかった妹が眼を開けるとそこに人のひざ下の素足が

一本足の裏を妹の方に普通に寝ているような感じで浮いていたそうです。

「邪魔だ」と思った妹は足をむんずとつかむと床にほおり投げました。

ドンという音が聞こえました。

しつこく寝ようとすると、今度は足元の方から

ズリ・・・ズリ・・と何かが這う音が聞こえてきます。

それもほふく前進をするタイミングのように右手、左手を出すだろう

タイミングの音が聞こえずその後にズリ・・ときます。

文章で伝えるのも難しいのですが1、2、ズり・・1、2.ズリ・・・

という感じでしょうか。

まだ怖さを感じない妹は足元に近づいたあたりのタイミングで

手を伸ばすとソレをつかんでまた、床にほおり投げたそうです。

今度ばベチャというつぶれるようないやぁな音がしました。

しかし、しばらくするとまたズリ・・・ズリ・・・と音が聞こえ始めました。

このときになってようやく妹も怖さを感じたそうで

起き上がると部屋の明かりをつけようとしました。

しかし明かりがつきません。

今度はTVのスイッチを入れましたがこちらも駄目です。

こんな時間に停電か?と思いましたがこのまま起きているわけにもいかず、

さっさとベッドにもぐり頭から布団をかけて寝てしまいました。

このころには怖さもなくなっていたそうです。

翌朝、当然ですが、マットの間には包丁類はありませんでしたが

左腕には切られたような傷があったそうです。

妹は業務用の冷蔵庫を組み立てるバイトをしていたそうですが、

よく手足に怪我をするので注意を促す意味だったのかも、と思い

その日は1日足と左腕を注意して過したそうで特に怪我はありませんでした。

守護霊の注意だったのか新耳袋を読んでいて霊が集まって来たのかどちらか分かり

ませんが、もしよろしければどなたか新耳袋1夜〜4夜の一気読みをしてみて下さい。





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