あっちの世界ゾ〜ン・ちょっと休憩T

彦さん談



「こんなのって知りません?」 彦さん談


ども、以前投降させてもらった彦ともうします。

こちらには初めて書き込みします。

さて、私が小学生のころにですね、怖い物好きがあつまって

地元恐怖スポット巡りとあらたな名所(?)発見をチャリンコでしていました。

小学生なんで真っ昼間なんですけどね(^^;

まぁそれなりに怖いトコとかあって最後にみんなで

お寺をお参りして終わらせようということになりました。

普段は門から入らないで公園に隣接している広い出入り口の方から入るんですけど

一応雰囲気作りもあって、今日は門から入らないとマズイだろうと言うことになりました。

そのお寺には仁王像が門のところにあります。

さらに、調子にのって仁王様にもお参りだと言って門をくぐらずに仁王様の前へ。

そこで気づいたんですけど仁王像とかのある門に格子戸ってついてますよね。

その格子に絵馬とか色々結んであったんですが、(私は厄除けとかの

しきたりを知らないのですが)そこに髪の毛の束が結んであったんです。

なんか気持ち悪いなと思ってよく見たら相当古い感じで、紙で束ねたのを

紐で格子に結びつけてあったんですが、どうやらちょんまげをそのまま落として

紙でまいたものみたいなんです。

こういうのってしきたりであったりするんですかね?

数日後そこのお寺に行ってみたらもうそれは無かったんですけど

もしかして虫干し? とか……(^^;

地元には昔首斬り場とかあったらしいのですが場所はそこからは大分離れているようでした。

ちなみにお寺は町中にありました。

怖くなくてスミマセン。

小学生来の疑問だったもので、もし何か知っているかたが

いらっしゃればお話をうかがいたいナァと。


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「願懸け」 ちゃるさん談


>彦さま

はじめましてちゃるです。

それは願懸けのしきたりの一つだと思います。

男性のちょんまげのように見えたと思いますが女性の髪の方が多いと思います。

元結いの部分からひとふさ 髪を切り和紙につつんで、願懸けのために奉納します。

たぶんそうだと思うのですが。

男性の場合はもうちょっと おだやかじゃなくて例えば戦場に

おもむくとき等に生きて帰るまじ!(決死の決意ね)で

ちょんまげの「もとどり」ごと切って奉納したり、形見に残すこともあったようです。


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「願掛け……なるほど。」 彦さん談


ちゃるさんレスどーもです。

願掛けですか。そうですよね。(町中の寺だしなぁ)

それって個人的にやる行為なんでしょうか?

気になっているのはそれが数日後に無くなっていたこと。

祈願が適ったから外した……?

お寺では周期的に外している?

うーむ。結構古そうなものだったんですけどね。


ついでにお聞きしたいんですけど、フランス人形が祭られてる社って考えられますか?

その怖いトコ巡りの最中、山の中の社に立ち寄ったところ社の中にフランス人形が

あったんです。

そういえば、3歳のころに近くの墓地(山一つが墓地)の入り口にあった青銅色の筺

を覗いたらその中にもフランス人形があったなぁ。

錠前がついていて1メートル四方くらいの立派な筺(?)だったんですけどね。

それを見て以来定番の遊び場であったその墓地へは怖くていけなくなりました(^^;


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「レス返し」 ちゃるさん談


>彦さま

願懸けは個人的にするものが殆どです。

願懸けに使ったものとかは、多分供養してから寺で処分するのだと思います。

だから虫干しというか、これだけの祈願が集まる霊験あらたかな

お寺という意味で処分する前に展示(?)してあったのではないでしょうか。

フランス人形の件は、地方がどこなのかわからないのでいまいち、はっきりした

ことは言えないのですが、前にも話題になった人形供養の社にはフランス人形も

あるだろうし(淡島神社、和歌山)、あと東北地方だと、結婚する前に亡くなった

子供のためにフランス人形(ドレスが豪華なのでウェディングドレスにみたてて)を

奉納してあるお寺をみたことあります。

彦さまがみたのも、そういう意図で納められていたのではないでしょうか

圧巻ですよ。

お堂の中に花嫁と花婿の人形がみっしりあるの。

絵馬にしてあるのもあって、親御さんの切ない気持ちが伝わります。

ちなみに韓国・中国・モンゴルでも

未婚のまま亡くなった娘の霊は一番たたるといわれております。

「未通娘の恨みは8月に霜を降らす」というそうです。





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