こっちの世界ゾ〜ン・第二十八夜「りあるさんので思いだしました」
にゃんこさん談
そういえば、ワタシも一生に1度あるかないかの体験をしたことがあります。 確か、3年くらい前の話でしょうか。 知り合いのレストランのウェイトレスのアルバイトをしておりました。 9時までの営業が終わり、店を閉めた後、オーナー(女性)とワタシとで夕食をしていました。 その時、お店の電話が鳴ったのです。 営業は終わったとは言え、ワタシは電話を取りました。 「はい、○○でございます。」 電話を掛けてきたのは、声からして若い男の子という感じでした。 その男の子が・・・・・ 「すいません、男の人を紹介してくれるって聞いて電話したんですけど。」 ・・・・・はい?・・・・・ 一瞬、ワタシのアタマの中は真っ白になりました。 ワタシがバイトしているお店はレストラン以外に、そんな闇の?商売をしているのか・・・・? それとも、ワタシの聞き違い? 気を取り直してワタシは言いました。 「あの、当店はそのような店ではないのですが・・・」 と、少年?は興奮したように、「僕の言うことが分からないんですか!」 いきなり怒られてしまいました。 「いえ、そうではなくて・・・」と精神的に先制パンチを受けてしまったワタシ。 それに追い打ちをかけるかのように少年は、お店の名前を確認した後に 「男の人とヤレるって聞いてかけたんです!」 ・・・・・ウソだろぉ〜?ダレかウソだと言ってくれぇぇぇぇぇ〜! 一応、違う意味?での客商売をやっている店なので、 あまりヘンなコトを言えないと思い、ワタシは誠心誠意丁寧に説明をしようと思いました。 「いえ、当店はお客様のおっしゃられているような店ではなくて・・・」 「僕のコト、バカにしているんですか!」 ・・・・・バカにしているって、そういうモンダイじゃないだろ〜・・・・・ 「ですから、当店は・・・」と、言おうとすると少年はすぐに言葉を遮るように 「僕をバカにしているんですか!」と「僕の言っている意味が分からないんですか」 挙げ句の果てには、 「じゃ、男の人が出る電話番号教えて下さい!」とまでおっしゃられました。 最後には、 「落ち着いて下さい、当店はレストランでお客様のおっしゃられているような店ではありません。」 と言えたと思った途端に、電話を切られました。 こんなやりとりを5分以上やっていたのです。 もちろん、その間オーナーは不安な面もちでワタシを見ていました。 今思えば、その時に友達のウチの電話番号を教えていたら どうなっていただろうと思いますね(性格わる〜!) しかし、ダレがなぜこの店の名前と電話番号を教えるのだ〜! この店は開店から男の人を雇ったコトはないんだぞ〜!! 信じられないかもしれないけど、全て本当の話しです・・・・・ |
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