こっちの世界ゾ〜ン第五十六夜「海水浴」

ドラシュガンさん


私を知ってる人、お久しぶりです。またくだらない話を書き込みます(^^;;


そろそろ海水浴シーズンも終わりに近づいてきたかもしれませんね。

私の地元、東伊豆は国道135号線が車で氾濫し、ドライバは渋滞に苦しんでいるようです。


では本題です。海水浴に関する思い出を書き込みます。


今から○○年前、私が小学校4年生の頃。

○○浜海岸というところで「砂の造形大会」という競技がありました。

要するに砂を盛り上げてカニやカメ等を形作り、どのチームが良くできたかを競うものです。

参加者は、各地区の競技委員が選出した、その地区の子供たちです。

不幸にも参加者に選ばれた私は、そんな面白くない事はしたくなかったので、

数人(確か5人)の仲間と海で鬼ごっこをしてました。

ルールは「海から出ない」という簡単なものです。


最初の鬼が決まり、私を含む残りの4人は散り散りに逃げてました。

しばらくして、私は波打ち際に逃げていると、

鬼に注意が集中し、波が迫っている事に気が付きませんでした。

気づいたときには既に遅く、波に呑まれて水中でバク転を3回ほどさせられました(^^;

やっと波から脱出したときに

鬼役「捕まえた!(笑)」

と、鬼役の仲間が、小馬鹿にするように私の頭をひっぱたいて逃げていきました。

悔しかったので、すぐに追いかけていきたかったのですが、

波に呑まれた私は耳や鼻の穴に砂が入り込んでいたので、それを出すのに苦戦しました。

砂を取り終えた私が周りを見回すと、

仲間4人が私から30mほど離れた沖で笑っているではありませんか!

トサカに来た私は、全力のクロールで一気にその4人のところまで突き進みました。


しばらく泳いで周りを見回すと、

私から10mほど離れて3人が固まって逃げようとしています。

はて? あと1人は何処に?

そう思って周りを捜すと、3人とは反対方向の、

私から5m程離れたところに、なんとなく黒い影が水中に見えます。

私(・・・はは〜ん。さては水中に潜って俺をやり過ごすつもりだなぁ・・・)

なんとなく黒い影が見えるところに、

仲間の1人が隠れていると思った私はゆっくり近ずこうとした矢先に!

ザッパァァァァァン!

その黒い物体の一部が顔をだしました。

それは・・・・・明らかに人間ではありません。

顔をだしたもの。

それは「(たぶん)イルカの尾ヒレ」でした。


イルカと聞いて羨ましがる人もいるかもしれませんが、当時小学4年生の私には、

とても大きな物体に見え、すっごくビビリモードでした(^^; 懐かしい話っす。


まあ、サメじゃなくて、よかった、よかった(^^)

イルカではなくて土左衛門なら立派な「あっち」話だったんですけどね(^^




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