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第八五夜「知らないって怖いですね」へろんさん談

はじめまして。
面白いので、百物語も二百物語も関係無いやい、と一晩で全部読みました。
私には何にも起こりませんでしたが、前の日に焼肉を人の分までたいらげた
妹が熱を出して苦しんでいます。41度3分。ま、風邪流行ってますしね。

で、全然怖くは無い話しです。先にお詫びしておきます。ごめんなさい。
つい最近友人から聞いたんですが、仮に名前をN子とします。
くどいですが仮名にするまでも無い話しです。かさねてごめんなさい。
そのN子の家の近くに『お◎の碑』(おまる、じゃありません。
古くて読めないんです。)と彫ってある古い石碑の立っている所がありました。
私もしょっちゅうN子の家には遊びに行ってたんですが、言われなければ
そんな物あったっけね?と気づかないくらいの地味な碑です。
それで、N子がこの間久しぶりにその近くを通ったら、石碑のあった土地が
宅地になって売りに出されてたそうです。もちろん石碑は跡形も無し。
『お◎の碑』にどういういわれがあるのかは知らないんですが、はっきり
読めなくても女性の名前というのは判るんです。しかも古い。
時々お線香やお花が供えてあったりもしたそうですけど。
どう考えても、楽しい事を記念して造られた石碑では無いと思われます。
それをねぇ。移動させたのならまだしも、とっぱらってしまったんですから・・・。
どこにやったんでしょう、その石碑。
しかも、その跡に家を建てるっていうんですから。
これからどうなるんでしょう、そこは。
私の伯父は、昔と殺場だったという所に建てられた
家を買ってえらい目にあってますので、とても他人事とは思えません。
でも、知らない人は買ってしまうんですねぇ。
ちなみに、そこは高級住宅地といわれる地域です。
風林火山で有名なT神社の近くなんですけど。
ああ、やっぱり怖くもなんともないですね。ごめんなさい。また出直します。

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2007年10月19日 22:57に投稿されたエントリーのページです。

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