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第三十夜「くさい部屋にて」仕事中毒さん談

仕事中毒でございます、まいどどおも。
今週、仕事で東北のとある地方都市に出張してきました。
夢で寝ぼけたのか、「あっち」に遭遇したのか
よく判らないけども、とりあえず変な体験カキコします。

そのホテルは、そこの地方に行くと必ず使うところです。
いつも泊まれる新館がいっぱいで、やむを得ず旧館になりました。
過去に旧館に宿泊したことはありましたが、いままでは別に異常な
事はなかったのですが、とにかく新館に比べて汚くて古くて
うるさくてこれで料金一緒かナメンナフザケンナシバイタロカ、な建物です。
さて、火曜日にチェックインしてその部屋に入ったとたん、なんか異常に臭い。
非常に説明しにくいニオイなのですが、
なにか魚の干物が異常に古くなって干からびたようなニオイ。
(我ながら変なたとえだと思いますが、そうとしか言えない)
おもわず、窓を開けて換気しました。
でもこの時期の東北です、寒いので直ぐに閉めざるを得ません。
とりあえずエアコンを全開にして、そのまま飲みに行きます。

3時間後、いい気持ちの酔っ払いになって帰ってきました。(^〇^)
おっ、臭い飛んだじゃん♪ラッキー。(^Ο^)/
そのまま寝に入ります。
ベッドに入ったとたん、なぜか右足が痛くなります。
おかしいな、足を酷使した覚えはないんだけど・・・、
とりあえずストレッチしておきます。
でも効果が無いのはやる前から判っていました、
筋肉ではなくもっと深い骨の辺りがジンジンと痺れるように痛むからです。
おいおい神経痛かぁ、この歳で・・・・。
でもまあ・・・、寝ました。

なんか強烈に嫌な夢をみています。
細部は思い出せないのですが、何か胎児か
子供かわからないものが右足にべったりしがみついています。
なぜわからないかというと、どろどろに腐っているからです。
とにかく、死んで腐っているくせに明確な意思でしがみついてきます。
どうもどこかの公園のベンチのようなものの上で、
私はそれにしがみつかれている夢なのです。

思わず起きてしまいました、心臓がどきどきしています、
でも半覚醒状態といったところです。
うっ、おかしい。夢から覚めたのに右足の違和感が消えない。
声が出ない、体の動きが鈍い、・・・どうも軽い金縛りのようです。
右足の違和感が、じわりとうごめいている様な嫌な感じが伝わってきます。
動かなければ・・、指先を必死に動かします。
声を上げます。「うぁっ、うう、うぁっ」自分の声とはおもえません。
足元の違和感が這い上がってくるようです。
ここで負けてはいけないという思いが強く湧き出してきます。
必死に声を上げます、気合を入れようとします。「うおぉぉぉぉっ!!!」
気合というより怒りの叫びです・・・(^^;)。
とたんに体の自由が利きます、右足の妙な違和感はきれいになくなります。
飛び起きましたが、別の異常に気付きます。
くさいのです、部屋が異常にくさいのです。
しかし、においはすぐに薄れていきました。
(においが薄れたのか、鼻が馬鹿になったのかは判りません)
おかげで明け方まで一睡も出来ませんでした。

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2007年08月22日 23:58に投稿されたエントリーのページです。

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