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第三三夜「見なければいい(馬鹿兄貴談)」ぺぺさん談

はじめまして、ぺぺでっす!
いつも楽しく拝見させていただいてます!
今回初めての登校、いや投稿ですが、
身内の数ある体験談の一つを書かせて頂きます。

僕の家族は母親を筆頭に霊感が少しあるみたいで、
母親、父親、兄貴(じいちゃんに関してはあるのかもしれないけど、
聞いてないっす)があっち系の方々を見ています。
僕はというと、金縛りは腐るほど経験してますがいかんせん本人が
チキンなため、金縛りの最中目はぜっっったぁぁぁぁいあけないのでっす。
おかげで今までは声やら音やら聞くだけですんでまーす。

それではやっと本題に。
それは兄貴が友達と、どっか(聞いたけど関東方面なので新潟在住の
おいらには分かりません。)出るといわれる建物に行ったときの話。
そこの周りは木が生い茂っていて、いかにも出るぞ
出てやる出てみればーってな感じの所だったらしいです。

兄貴たちは恐いと思いながらもさて中に入ろうかと思った時、

「うぅぅぅ~」っとどこからかうめき声が.......。

兄貴「今の聞こえた?」

他「えっ?何が?」

「ぅぅぅぅぅ~」

兄貴「ほら。聞こえただろ」

他「何にも。」

そうです。その声は兄貴しか聞こえていないのです。
兄貴は恐る恐る声のする方を見て見ました。
すると、生い茂っている木の一つの後ろから
男の人が恨めしそうに見てるではないですか。

いや~ん!

チキンなおいらならそれだけで失禁いや、失神してしまっているでしょう。
私はその話を聞いた時、兄貴に思い切って聞きました。

私「それで、どうした?」

兄貴「誰にも言わないで、”こうやって”皆について中入った」

さて、兄貴はどうしたと思いますか?

「こうやって」と言った時、兄貴は手のひらを顔の横に持って行きました。

そう顔を隠すかのように。
そうです!兄貴はただ「それ」が見えないように
手で顔を隠して、普通にその建物に入ってったのです。

「それで済むのか?隠しただけでいいのか?そんなもんなのか?」

私はここぞとばかり突っ込みまくりました。

そこで兄貴は一言、

兄貴「見なければいいじゃん」

私「.......(絶句)」

兄貴は馬鹿なのか、豪快なのか私にゃ~分かりませ~ん。
私は.....たぶん馬鹿なんだと思います。

兄貴の馬鹿な体験談、また家族の体験談のありますが、
それはまた次の機会にでも.......。

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2008年02月24日 23:51に投稿されたエントリーのページです。

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