昔テレビの深夜番組でアイドルが語ってた話。

ある女の子が女友達の家に泊まりに行ったときの事です。
好きな芸能人や男友達の話などで盛り上がり楽しい時間を過ごしました。
夜中になりもう眠くなってきた彼女たちは電気を消し布団に入りました。
その晩、不思議でとても怖い夢を見ました。



気がつくとなぜか川原に立っている自分、目の前には
小さな川が流れています、横にはいっしょに寝た女友達がいました。
すると川のところに一人の
おばあさんがいます、腰をかがめ何かを探しているようです。
二人はそのおばあさんに話し掛けました。

「なにか探し物ですか?」

振り向いたおばあさんの顔を見て二人はとても驚きました。
おばあさんには目がなかったのです。

「目をね、目を探しているんだよ」

二人はとても怖かったのですがなぜか
「一緒に探してあげますよ」と答えてしまいました。

しばらく目を探すのですが、いっこうに見つかりません。
その間おばあさんがぼそぼそとつぶやきます。

「大事な、大事な目なのに・・・」

「見つからない、このままじゃこのままじゃ・・・」

「代わりの目を・・見つけないとねえ・・・・」

二人はとても怖くなりました、「このままじゃ私達の目がとられてしまう」

焦りながら必死に探すと大きな石の下にひとつ目を見つけました。

「やった、あった!!」

「あとひとつ、あとひとつだよ・・・」

しかしあとひとつが見つかりません、このままじゃ・・・
とその時おばあさんのすぐ足元にふたつめの目玉をみつけました。
ふたりが喜んでいるとおばあさんが

「チッ」

と舌打ちをしてふっと消えていなくなりました。
そこで目が覚めました、
泊まりに来ていた彼女は女友達にその夢のことを話しました。
するとその友達もおなじ夢を見ていたのでした。

と、このはなしを聞いてしまったあなた。
この話を聞くとその日の晩必ず同じ夢の見ます
そしてもしおばあさんの目を見つける事ができないと・・・・・

ながくなってすみませんm(__)m
深夜番組でこれから寝ようってのに
そんな話するんじゃねーとマジで怒った記憶があります。
いやー当然その日は一睡もしませんでした、いえできませんでした(涙
ってこれも都市伝説だよねえ?

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「この話を聞くと…」おさかなさん談


夢の住人さんはじめまして。おさかなと申します。
この話は有名ですよね。
某HP(すみません名前ド忘れしましたが
BJという方が管理人の有名HPです)でグランプリを
獲っていた「足売り(小指)ばあさん」の話ですね。
こちらはHPだけでなくPSソフト「浜村淳の大幽霊屋敷」や
最近出版されたホラージャパネスク刊「恐怖のネット怪談」
(すみませんうろおぼえです・・)でも見る事が出来ます。
私も最初「大幽霊~」の方でこの話を知ったのですが、
恐くて1週間(こっちでは「1週間以内にこの夢を見る」
「目玉を探せないと足(小指)を取られて
殺される」という内容でした)寝れませんでした。
幸い何もなく無事に過ごしていますが、
怪談にそういうオマケがつくと何かイヤな感じがしませんか?
気にしなければいいんでしょうけど・・・

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「この話を聞くと・・・」夢の住人さん談


挨拶が遅れました、はじめましておさかなさん
つらいですよね、こういうオマケつきの話・・・・
まだ呪いのビデオみたいにひとに話さないとダメとか
じゃないから救いがあるけど(あるか?)多分このはなし
聞かされた奴は聞かした奴を恨むだろうなぁ・・・・それも怖い・・

ちなみにこういうたぐいの話だと「かしまさん」のはなしも有名ですよね。

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「この話を聞くと・・」Zさん談


似たような話ですが赤い本と言う話を知っています。
この話を聞くとこの話と同じ夢を見て女の子が
遊ぼうと行って来て、かくれんぼで逃げることになります。
この逃げている間に赤い本を見つけられないと
女の子に見つかり、夢からでられなくなるそうです。
そのまま植物状態になります。死亡するという話もありました。

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「この話を聞くと・・」のん太さん談

こんにちは。
私もこの話は「恐怖のネット怪談」で読みました(小指バージョン)。
この話が怖いのは、よくある「何日以内に何人の人に話さないと・・・」
(これはこれでタチが悪いけど)という逃げ道がないことと、
呪い(と敢えて書きますが)が実行されるのに、かなりのスパンが
ある点かと思いました。(「ネット怪談」の方では、何年後かに新聞で、
それを聞いた人の死亡記事を見つけたという話だったので)
これ読んだ時、私もちょっとびびりました(^^;;)が、結局夢は見ませんでした。

実は・・変な話で申し訳ないですが、
都市伝説ではなく、ちょっと似た夢の経験があるんです。
予知夢ということになるんですけれど・・・
(河原で2人の人間が捜し物をする・それが見つからないと死んでしまう・・
と夢の中で思っている)。もちろんその夢が、聞いた人に移るなんて
ことはないですが・・・・その、私が経験したのでも人が亡くなってるんです(- -;)。
その話は、コーナーが違うので書きませんが・・・。

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「この話を聞くと・・」七夜さん談


たしか、この小指の話のおばあちゃんではなく
お坊さんが出てくるバージョンだかで、逃れる方法付きのを見たことが。
『僧文是(なんか適当な漢字で。)』だか唱えると
夢から逃げられるっていうんですけど、呪文の読みはは『ソウブンゼ』
逆から読むと『ゼンブウソ』そう、
全部嘘というありがちなオチがついてましたが(笑)

きっと途中でオチが抜けて伝わったか、
怖すぎて誰かがオチを加えたか、どちらかなんでしょうね(笑)


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「この話を聞くと・・」のん太さん談

こんにちは。
「僧文是」(字は覚えていないので、七夜さんのまねっこです)の
話は、別の話として聞いたことがあります。それは・・
あるお坊さんが、悪政に反抗して捕まって、逆さ磔にされてしまい、
死ぬときに「私をこんな目に合わせた奴らを呪ってやる。
今ここにいる者達はこれを畏れ、我が名を唱えよ。
我が名は「僧文是」」と言って死んだ。
という話でした。
友人から聞いたのですが、
「これを聞くと・・・」ということを言われたかは覚えていません。
でも「すっごく怖い話があって」と言われたので、この呪文を覚えて
いないと何か悪いことが起きるというのが付いていたかもしれませんね。
もっとも、その場でタネ明かしをされましたが。

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「この話を聞くと・・」おさかなさん談


七夜さん、はじめまして
夢の住人さん
「かしまさん」の話は私は「テケテケ」の話という形で
聞いてるんですが、同一なんでしょうか?

七夜さん
「ソウブンゼ」に似た話しで私が覚えているのは、
お坊さんでなく女の子で、「最初が『ぜ』最後が『そ』の
言葉を次の日迄に見つけられないと、その女の子が現れて・・」
みたいなのでした。結局「ぜんぶうそ」っていうオチなんですけど。
色んなバージョンがありますね~

のん太さん
うわ・・話の続き恐いけど知りたいような・・(あっちの掲示板の方で)

Zさん
赤い本は私は初めて聞きました。色々あるんですね~!

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「この話を聞くと・・」熊耳大地さん談


この手の系列で「馬の首」って言うのがありましたよね。
聴いたら3人の人に話さないと死んでしまう、ということです。
残念ながら私は詳細は知らないので、知っている人はいませんかねぇ。

ちなみに、この話、下手にすると
結局また自分に帰ってくること言うオチがついてきます。

ま、不幸の手紙の変種ですかね。

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「この話を聞くと・・」田原誠さん談


「馬の首」という話に中身はありません。おそらくない筈です。
ぼくが知ったのは筒井康隆のエッセイ「地獄の沙汰も金次第」の
中で百目鬼恭三郎氏が書いていた話、というものでした。
とにかく怖い話で聞いた人が皆死んでしまう。結局誰も知らない、
その題名だけが伝わっている、といった内容だったと記憶しています。

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「この話を聞くと・・」雪林さん談

田原 誠 さん
その話は「牛の首」だと思うんですけど・・・
たしか「くだんのはは」という本に書いてあったはず
(作者は正確に覚えていないが~右京だったと思う)

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「この話を聞くと・・」のん太さん談


こんにちは。「馬の首」・・・
熊耳さんの書き込みを読んだ時は、私も「それは「牛の首」では・・・?」
と思いましたが、田原さんが書いてらっしゃる、
筒井康隆のエッセイは読んでいないので、なんとも言えません(_ _;)。
ただ、私が20年くらい前に、知り合いのおっちゃんに聞いた
「牛の首」という話が、田原さんが書いている話とまったく同じでした。

そして、「牛の首」は小松左京の小説ですね(^^;)。
たぶんおっちゃんにきいた「牛の首」もこれが元ネタ。
恐怖だけがあり、実体のない話が伝わっていくというお話。
古い小説ですし、かなり人気のある話なので、
何度か別の単行本に収録されてきていると思います・・・
私が読んだのは「くだんのはは」ではなかったような・・・。
えっと、私が知っている、今確実に読める単行本は、
徳間書店刊のアンソロジー「物語の魔の物語」。
「くだんのはは」はハルキ文庫から出ていますが、
「牛の首」が載っているかは知りません。
ちなみに「くだんのはは」も小松左京の怪談の中では、
代表作的な作品です。

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「この話を聞くと・・」雪林さん談


作者の名前間違ってしまいました(爆)
この話はよく見ているページで話題になったことがあり
「牛の首」のはなしとその関連した内容かも知れない「くだんのはは」
が一緒になっているというのを聞いてわたしも見ましたが確かにあります
ただなに文庫かは忘れてしまいました
でもいまなら古本屋の百円コーナーなどでも運がよければ見かけられるはずです
(わたしはそこで見た)

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「この話を聞くと・・」のん太さん談


>雪林さん
(^^)・・・夫と「最近の若い人は、小松左京を知らないのか~」と
ショックを受けましたよ~(^^;;)。
私が若い頃は、SF作家と言えば、平井和正と小松左京ですよ~。
夢枕漠や菊地秀行もいたけれど、まだまだこれからの人だったよ~ン。

>おさかなさん
私のつまらないお話に、興味を持っていただきありがとうございます。
・・・書きたい気持ちはすごくあるのですが、
その事自体はそんなに怖くないような気もするし・・・
(自分的にはすごく怖い体験でしたが・・)。
1番気になっているのは、この話、数年前に実際にあった
殺人事件が絡んでるんです(- -;)。
そういう話をネットで書いていいのかな~と思ったりもするのですが。
まぁはっきり書かなければいいですかね・・・。
・・・では「◎あ」の方で書かせていただきます。

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「この話を聞くと・・」のん太さん談


こんにちは。
掲示板の趣旨から外れた書き込みを、続けて書いてしまって
大変申し訳なのですが、夢の話を「◎あ」に書くと書きましたが、
あの書き込みをした後「やっぱり書かない方がいいかな~」と
迷ってしまい、止めることにしました。ごめんなさい。
実は、この夢の話をアップしようと思い、私と一緒に体験した人に、
内容の細かい所を確認するメールを出しまして、
相手からの返信メールを今朝受け取ってから、ちょっと変なことがあったんです。
重ねがさね掲示板の趣旨には関係のない話で本当に申し訳ないのですが、
そのメールを読んだ後、なぜか今までの受信メールが全て消えてしまったんです~(T T)。
このソフトを3年間使っていて、こんなこと初めてですよ。
ところが、なぜかひとつだけ残っていたメールがありまして、
去年の春に受信したものなのですが、その題が「訃報があります」。
メールの内容は、なんてことない、
私がちょっと好きだった芸能人が亡くなったという、友人からの物だったのですが。
その題だけがポツンと残っているのは、ちょっと不気味でした。
あんまり書くと、我ながらウソっぽいし「偶然でしょう」で片づけられるし、
私の迷いが無意識にこういう事態を引き起こしたのかもしれませんが、
何にせよ「あ~これは、あまり話さない方がいいんだな」と思いまして・・・。
ほんとに変な話ですみません。また別のお話で書き込みさせていただきます。

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「ごめんなさい、間違いでした」田原誠さん談


しばらくここに来られず、お詫びが遅れてしまい申し訳ありません。

確かに「牛の首」でございました。
しかも、ネタ自体大きく間違えておりました。
筒井氏の作品名は「狂気の沙汰も金次第」ですし、
紹介者の名は今日泊亜蘭氏でした。
百目鬼恭三郎氏というのは筒井氏がかなり
嫌っている昔の朝日新聞編集委員の名前でした。
みなさま、そして何より筒井氏に対して大変失礼なことを致しました。
お詫び申し上げます。

筒井氏には「馬の首風雲録」という
小説があったのでそれと混同してしまいました。
普段出来るだけ確認してから書くようにしているのですけど、
好きな作家だっただけに記憶だけに頼って大失敗をしてしまいました。
もう読むの自体15年以上ぶりでしたので。
結局今回飛ばし読みながら出典を求めてほとんど読み直してしまいました。
お話にあった小松氏の小説もうちに数十冊ある古い文庫のうち
これと思えそうな数冊をひっくり返してみましたけれど、「牛の首」はありませんでした。
結局「くだん」の入っている「戦争はなかった」全巻を読み直し、
改めて小松世界を堪能出来ましたが。

もし「牛の首」を収録している本のタイトルがお解りでしたら是非ご教授下さい。

よろしくお願いします。

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「Reごめんなさい、間違いでした」海猫さん談


http://www.nacos.com/komatsu/ によると、小松左京氏の「牛の首」は、
現在「夜が明けたら」(ハルキ文庫)に収録されているようです。

絶版本(文庫限定)で良ければ、以下の本が出ていました。
古本屋で見つけることが出来ると思います。

「鏡の中の世界」(ハヤカワ文庫)  1974
「鏡の中の世界」(角川文庫)    1978
「ある生き物の記録」(集英社文庫) 1982
「黄色い泉」(徳間文庫)      1987

私が読んだ頃はハヤカワ文庫しか無かったので、
角川文庫以降は今回始めて知りました(笑)。

以上、ご参考まで。

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「Reごめんなさい、間違いでした」田原誠さん談


再び馬鹿遅い返事で済みません。

海猫さん、早速にわざわざ有り難うございました。
古い文庫でしたらある程度ある筈なので、探して読んでみます。
昨日文章は印刷して持ち帰ったんですけど、
探すのはすっかり忘れてしまいました。