ご無沙汰してます。秋です。
書き込みなどしたことがなかった私が、昨年こちらの掲示板に
デビューしレスを戴いたことで調子に乗り続けざまにカキコしましたが、
その後自分の文才の無さにあきれ、自粛しておりました。


さらにあのカキコミの後パソの調子が悪くなり再インストールすること6回、
またちょっとショックを受けたレスがあったものですから・・・。
しかし年も明けましたので復活をお許し願いたく登場いたしました・・・が、
実は以前にも書いてはいたのですが途中で必ずなにかしら故障が起きて
投稿できませんでした。よって今回は細切れになるかもしれませんが、
数回に分けて投稿いたしたいと思います。


『第1章 8年前のO市にて』

私の妻の妹の娘・・・つまり姪のMのエピソードから始めたいと思います。
北海道 札幌近郊のO市に姪は住んでいました。
当時4歳のMは大変おとなしく世間一般に言われる「良い子」でした。
しかしその隠された才能をある日突然開花させてしまいました。
しかも町中で・・・。

「シュッポッポに乗ってお家帰る~」突然騒ぎ始めた娘に驚く母親。
町中から家まではバスで移動していたので、
「シュッポッポじゃなくてバスでしょ。」と諭しますが
「シュッポッポに乗っておばあちゃんのお家へ帰る~」との言葉に
「汽車で帰る」とは実家のあるS市であることに気づきました。
(北海道人は電車を汽車といいます。)
しかし汽車で2時間かかる実家にすぐ帰る訳にもいかず、とりあえず電話。
そしてわかったY君の死・・・・・。
Y君は義妹の従兄弟でした。
身長185㎝、モデルのような顔とスタイル、しかし出生時
5000gを越える体重のため出産麻痺という障害で右半身が不自由でした。
また母親の体質を引き継いでしまったのか若年性糖尿病でした。

父親はすでに亡く、母親はその時糖尿病のため入院中。
彼の弟(身長は同じ、見た目は・・・)は、大学に通うため札幌に下宿中。
彼は自宅で亡くなっているのを発見されました。
姪は多分そのことに気づいていたのでしょう。
なぜなら・・・。

葬儀も滞りなく済み、姪も自宅のO市に戻ってからのことです。
「おにいちゃんがお線香ほしいって言ってるよ」との娘の突然の言葉に
「??? ・・・大丈夫だよ、毎日お線香あげてるよ。」と母親。
「ううん、お線香無いって言ってるよ」
またも実家に電話で確認。
結果 弟は下宿に戻り、母親は急遽再入院のため自宅には居らず、
確かに仏壇にお線香はあげられていませんでした。 
姪の言うとおりだったのです。母親の入院が急だったため
誰もこのことを知らず急遽親類が毎日通うことになりました。   
その後姪は元のおとなしい子供に戻りました。
以前よりも静かに家の中でばかり遊ぶ子供になってしまったのです。

母「Mちゃん外で遊ぼうか?」
姪M「ううん いいの」
母「どうして?」
姪M「お兄ちゃんと遊んでるから!」
母「・・・・お兄ちゃんって?」
姪M「花火のお兄ちゃん!!」

姪のMはY君のことを前年の花火で遊んだ時の記憶から
「花火のお兄ちゃん」と呼んでいました。

母「どうして花火のお兄ちゃんと遊べるの??」
姪「だって 窓から入ってくるんだもん。」

筆者の秋も知ってます、そのマンションの窓の下は崖なんです。
そんなところから入れるはずがありません。絶対・・・ 人間ならば・・・。
静かに家の中で遊び続ける娘Mをちょっと引き気味に見る母親でした。

ある日

「お兄ちゃんもう来れないって言ってたよ」と娘M。
「どうして??」
「あのね、もう向こうへ行くんだって」 

その日が49日でした。母親は娘に言われて気づいたそうです。
義妹は一時期他家で育ったことや結婚の際のいきさつから
実家と疎遠になっており連絡を受けていなかったのです。

間違いなく姪のMはY君に会っていたようです。
人の魂は49日間その家に留まると聞きましたが、
なぜ疎遠となっている姪の家に来ていたのでしょうか。
個人的には一寸怖いんです。
客観的には不思議なだけだと思いますが、
これを書こうとするとフリーズしたり、回線が切れたりするんです。
そしてY君としている人と同じ名前の方から
前回レス戴いたもんだからびびってしまって・・・。

とりあえずここまでは書けたので、一度送ります