こんにちわ!!
いつも楽しく(?)指の間から読ませてもらってます。(笑)
今回で2度目の投稿になります。(以前はZinで投稿してました。)
それでは、あまり怖くないですけど良かったら呼んで下さい。

=== パーティー ===

高校3年の秋のことです。
普通に学校に行って帰ってきてご飯食べて寝ました。
すると夜中に話し声がするのに気がつきました。
なにぶん田舎なもので、普段は話し声などしないのに・・・
それでも「きっと誰かまだ遊んでいるんだろう」と気にしないで
寝ようとしたんです。そのまま寝てしまえばよかったのに・・・
そこで一つのことに気がつきました。
その時は窓を右手に寝ていたのですが、
声の聞こえる方向が自分の左側、つまり部屋の中心だったのです。
もう、一つ気づいたのは自分が動けなくなっていたこと・・・
視線だけを部屋の中心にもっていくとそこには、
黒い人影が5~6人、円になっていました。
心の中で「おぉ!!たくさんいるなぁ~」と
他人事のように感じていましたが、
自分はいつも部屋の鍵をかけて寝るので、
誰かが入ってこれるわけはありません。
それでも他人事のようにしばらく眺めていました。
そして手前の人の後ろ姿がはっきり見えたのです。
な、な、なんと!!セーラー服を着ていました。
自分にはブルセラの趣味はないので、セーラー服は家にはありません。
そんなことを考える前に急に話し声が止まりました。
そして、そのセーラー服の君が背中を向けたまま話し掛けてきたのです。
(直感的にその子が話し掛けてきたと感じた。)

「こっち来ない?」

私は怖くて、「行かない!!」と心の中で叫びました。
するとセーラー服の君の頭が180°回転してこちらを向き、
首が伸びてその顔が自分の目の前に来て、

「あっ、そっ!!!!!」

といって、黒い人影はバッと姿を消してしまいました。
怖くなり電気をつけてみてもそこには何もありませんでした。
セーラー服の君の顔は目の前に来たのに、
黒いモヤがかかっているようで、確認はできませんでした。
怖くて朝まで起きて学校に行き、友達に話したところ、
「セーラー服・・・おまえ、そんな趣味があったのか・・・」
ということで、友達は相手にしてくれませんでした。

長々と駄文すみませんでした。