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では調子に乗って第2弾「長女と仏様」

第一章

平成3年3月31日明け方のことです。
突然の意識の覚醒、しかしここは夢の中だと自覚しているおかしな状況でした。
目の前は真っ暗な景色なのか、真っ黒い壁なのかもわからない状態の中
ふと足元を見ると、つま先までの白か灰色かわからない世界とくっきりと分かれ
向こう側は黒一色の世界・・。
「どこだぁ ここ。」とのんき者が一人。
いや一人ではない気配がする。
視線をあげると「なんだこりゃ。」
右前方に左半身を見せた巨大な存在、
左前方には右側の存在の掌に載るほどの小さな存在。

「おおぉラッキー夢の中で奈良の東大寺に来たか。」

左右の存在の共通点は仏像でした。いや仏像は話さないから正しくはない。
それは話をしている仏様らしき2人です。
右の大より左の小へ

「さぁ次はいよいよあなたの順番です。」

小から大へ

「いやです。向こうへは行きたくありません」

見物人

「おいおい仏も喧嘩するのかよ。きっと転勤と言うより左遷されるんだな。」

と無責任な感想。

これだけの会話をなぜ喧嘩と受け止めたのか不明ですが、
感じられたあまりに大きな意志の強さを、喧嘩と受け止めたのだと思います。
そしてこのような場面をさしたる緊張感もなくぼーっと見ていました。
しかーし これは今までに見たこともない珍しい夢だ、
またとないチャンスと気づいてしまったのです。
もっと注意して見ておこうと思った瞬間・・・。向こうも気づいた!!
右の大きな方がこっちをみたのです。
そして、

「見られてます。さぁ行きなさい。いいですね。せんこつのところですよ。」

その言葉と同時に左側にいた小さな仏様は
光の玉となって上昇し右側にUターン私の左下方向へ消えていきました。
そしてブラックアウト。


第2章 秋せつらという名前の秘密

あれはまだ中学生の頃「秋君ってひかる一平に似てるね」が
多少のほめ言葉だった頃M子が「この郷ひろみの写真秋君に似てる。」
の一言に「うるせードブス」と答えてた頃。
まさかそのドブスを嫁に貰うとは・・・。
おっと嫌なことはことを思い出してしまった。

その中学のころ母は朝フライパンで私を起こしていた。
攻撃にも防御にも役立つからだそうだ。攻撃はわかるがなぜ防御?
なぜって寝起きが悪いから。
大学時代鍵をかけずに寝ている
部屋へ入ってくるやつはいても、誰も私を起こさなかった。
玄関には「起こすな危険」の張り紙をしたやつもいる。
現在も妻はドア越しに私を起こす。子供たちも朝は近寄らない。 
昼間と寝起きとで人格が変わる・・・秋せつら。

凶暴な上その時の記憶がない。 

そんな私が3月31日の朝6時あの夢の後に自分から目覚めた。
今までにないことだ。
着替えていた妻の驚いた顔。それよりも感じるからだの異変。
何かが変だ。
体中に力があふれる感覚とはこれかと思いながらテーブルの上の
半分だけ残ったリンゴを掴み力をいれると・・・つぶれた。
目が覚めてまだ1分たってないぞー。 
ためしてごらんなさい、目が覚めてすぐ手にどのくらい力が入るか。
今でも笑われるその時の一言「今地面殴ったら地球でも割れそうだ」
その時僕はサイヤ人いやスーパーサイヤ人
いやゼビン星人を越えていたかもしれない。
離れて壊れかけた亭主をうかがう妻に事情を説明するために、
今まで見ていた夢の話をしたところ
「何か縁起の良さそうな夢ね。」程度の反応。
だが二人に共通の謎「せんこつ」ってなんだということで早速辞書をひらくと、
骨盤の後ろ側の骨とのこと ・・・。
顔を見合わせて「あれかな」
当日は都合が悪く(姪の言葉を伝えるための義妹からの電話で一騒動)
翌日病院にてめでたく妊娠と告げられ本当によい夢だったと大喜び。
実家に子供のことと、夢のことを伝えたところ「そんなうまい話がある分けない」
と全く喜ぶ様子なしあげくに電話切りやがるしまつ。
あまりの態度に再度怒りの電話すると
「へぇーほんとなんだ。あんたのことだからエイプリルフールだと思って」
って夢のことだってほんとだぞー。
寝起きが良かったのは自分でも信じられないけど・・・。
この夢の内容だけは、
記憶の別のフォルダーに入ってるみたいに鮮明に覚えてるんです。
けどJさんは信じてくれないんですよねっねっねっ。
もし信じてくれたらいい物あげます。娘のおしゃべりピカチュ◯。
家に僕しかいないとさわらなくても声をかけてくれるんです。
かわいいでしょ   
では、長々とおつきあいありがとうございました。

忘れてました。夢で知ったのが3月31日で。
娘の誕生は12月4日です。病院でも驚かれるほど早期発見でした。