いつも皆さんのお話を興味深く読ませていただいてます。
怖い話はだいすきで、毎年初夏になるとハズレが多いとはわかっていながらも
ついコンビニでソレっぽいタイトルの文庫を探してしまいます。


手元に置いて読み返したくなるのは「超怖い話」のシリーズと「新・耳袋」
あと「私の恐怖ミステリー体験」くらいですが。
でも私には霊感まったくないようで
どんなにその手の本を読んでも丑三つ時にこのページを読んでも
気配すら感じたことはありません。ありがたいことです。

そんな私の怖くない思い出をひとつ。
せっかくだから書き込んじゃいます。

あれは私がまだ小学校低学年~中学年だからもう大昔ですが
おじいちゃんのとなりで寝ていました。
そして足元のほうには台所へ続く戸があり
その戸の上に皇太子殿下御夫妻(当時)の御成婚記念の白黒写真が
額に入れて飾ってありました。
その戸の右側は神棚でした。(あんまし関係ないかも)
つまり寝た状態で目を開けるとそのお写真が見える位置。

ある日、起きるにはまだ早いけどもううっすら明るくなってる
そんな状態で目が覚めました。
で、いつものように見るともなしにその額を見てると
写真の中の人物が移動してるではないですか!
もちろん写真の中のポーズのままで、少しずつ左のほうへスライドしてるう~!
びっくりしてなおも見続けてると今度はまた元の位置に戻ってきて
さらにそのまま右のほうへ移動していったり不規則な移動をくり返すのです。
いちどはっきり画面の外へも行き、また戻ってきました。

・・いや、そんだけなんですけど。
怖くはなかったけど、すごく不思議でした。
しかも昔すぎてその後親とか祖父母などに話したかどうかも覚えてません。

うちの一族はみんな霊感には無縁だろうと
あえて尋ねたこともなかったんですが
なにげなく近所に住む叔母に「なんか怖い話とかある?」
とかふってみたら
「ないけど・・ああ、でも夜中に目がさめたら
だれかがふとんの脇を歩いてるってことあるよねえ」とか
すごくあたりまえにかえされて、イヤ~ンな思いをしたことも。

長々失礼しました~。