書くべきか書かないべきか迷ったのですが、私が以前の職場で経験したり聞いたことを当たり障りのない程度でお話ししようと思います。前置きが長くなって申し訳ありませんが、あまり詳しく書くと迷惑がかかる恐れがあるので、どうかご了承下さい。


私は以前、駅員として働いていたことがあるのですが、その時に色んな経験をしたり、仲間から色んな話を聞きました。自分が採用になったときに1番興味があったのは、やはり「人身事故」のことで、1番多く聞かされたのも事故がらみの話でした。何せ1年に全体で2桁の人が亡くなっているのですから、ちょっとした「自殺の名所」ということになります。幸いにも私は11年程の在職期間に勤務している駅であたったことはありません。1度だけ、研修先の駅で事故が起き手伝いをしたことがある程度でした。

まず、職場で最初に聞かされたのは「ジンクス」の話です。

駅では、防災のため定期的に点検が行われますが、「点検が終わると事故が起きる」というジンクスがありました。これは、まさに私たちが冗談で「事故が起きるかも。」等と話をしていたときに、点検が終了して間もない駅で事故が起きたという経験があり、私には恐ろしいジンクスでした。

また、同じ人が組んでいると事故が起きるということがありました。私達の職場は「管区制」になっていて、勤務ダイヤに従い複数の駅を輪番で回っていたのですが、大体半年は同じメンバーと回ることになります。その半年間に同じ組み合わせの2人が勤務中、彼らの居なかった駅も含め管区内だけで3回続いたことがありました。その時は皆彼らと同じ駅や時間帯に仕事するのを嫌がったものです。

同じように、運転手と車掌の組み合わせでも、あたる人は何度もあたり、あたらない人は全くあたらないということがあるそうです。また、車両基地の人から聞いた話で、事故が起きたあと該当車両は一旦基地に回送して点検をするのですが、同じ車両が立て続けに回送されてきて、車両番号を見て怖かった、というのがありました。

ちなみに、回送した車両は塩と御神酒をあげて洗浄し、それから点検するそうです。

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「Re: 駅の怪談」仕事中毒さん談


昔、山の手線の恵比寿駅で事故(自殺)に遭遇した事が有ります。
駅に停車する直前、妙な振動が有り、緊急停止。
「飛び降り人身事故」の為、しばらく停車する旨車内放送が有りました。
この「飛び降り人身事故」という言葉の響きが、妙に印象に残っています。
人間が一人死んだのだから、これは日比谷線に
乗り換えないといけないかな、しばらく動かないだろうなと思ったら、
5分もしないで電車が再び動き出したのにはびっくりした。
あっさりしすぎている、自殺なんてするものじゃない。

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「Re: 駅の怪談」あーるさん談


昔、高校の時の先生がちっちゃいころ、家の近くに線路があって、
夜中に急ブレーキがかかる度に走って現場にむかっていたらしい・・。
そのとき、滑りこけてしまって、あとでランプ(?って言ってたと思う・・)
で駅員さんが照らしたら、そこには内臓と血が
とびちっていたという話を思い出しだしてしまいました・・。
いやあああああああ。

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「Re: 駅の怪談」マクスウェルさん談


僕も、仕事柄(消防)よくそのような現場に行きますが
内臓や、脳みそを袋の中に入れて行くんです。
・・・2、3日は肉が食べれません(;。;)

自殺をする人って、電車が近ずいてくるまでは
後ろを向いていて10メートルくらいまで電車がくると、
運転手に向かって、ニヤッと笑うそうです。(怖いぃぃぃ!!)

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「Re: 駅の怪談」瑞樹さん談


私も、高校時代に遭遇したことがあります。
学校帰りの乗り換え駅での事でした。
その駅は1・2番線のホームと3・4番線の連絡通路が地下道になっています。
1番線のホームに降りた私は3番線に向かいました。
その時、電車が近付いてきていたのが見えていました。
「いそがなくちゃ。」と足早に通路の中程までくると、
「キキキーーーーーッ!!」と急ブレーキの音が響きました。
何事が起きたのかとかけ上がると、3分の2ほどホームに入って止まっている電車。
改札の方から駅員さんが3人ぐらい慌てた様子で走ってきて、
線路に降りて電車の下を覗き込んでいる・・・
『あ・・・自殺だ・・・』
駅構内に響く事故発生のアナウンス、
電車から降りる事の出来ない乗客、乗りたくても乗れない乗客・・・
駅員さん達は慌ただしく動いている中、私達は呆然としているしかありませんでした・・・

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「Re: 駅の怪談」獣人さん談


早速のレスありがとうございます。

>仕事中毒さん

えっ、山手線(JR)って事故が起きてもそのまますぐ運転再開しちゃうんですか?
私の職場では、たとえ車両にぶつからなくても線路に
飛び降りた人がいたら、現場検証するまで運行中断になりました。
やっぱり利用客が多いとそうなるんですかね。
でも、鉄道自殺なんてするもんじゃないです、ほんと。


>あーるさん

私は、踏切そばに住んでいる人が玄関を開けようとした瞬間
目の前に「首」が飛んできたという話を聞いたことがあります。
あまり線路のそばには住みたくないですね。
あと、興味本位で見に行くのもあまりおすすめしません。
現場は気持ち悪いですよ。


>マクスウェルさん

色々とお世話になりました。(笑)
やっぱり、消防の方でも肉が食べられなくなるのですか・・・。
よく鉄道用語で礫死体のことを「まぐろ」というそうですが、
私の見た限りでは「馬刺」、「レバ刺」の方が近いような気がします。
その、肉片の入った袋の話もありますのでそのうちカキコします。
ちなみに明後日、同期の運転手をしてる友人と会うので、また詳しく聞いてみます。
それよりもそちらの仕事関係の話もたくさん聞いてみたいなぁ、
消防なら色々ありそうですね。


>皆さん

パートⅡも読んでみて下さい。それでは。

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「Re: 駅の怪談」大福さん談


私も10年くらい前に通勤で乗っていた
山手線の高田馬場→新大久保間で遭遇しました。
突然運転手さんが警笛を狂ったように鳴らし始めたので前を見ると、
恐怖の為か肌色が青ざめて真っ白になっているおばあさんが
線路の右側のレールに頭を乗せてかがみ込んでいました。
幸いな事に顔は俯いていて見えませんでした。
運転手さんは全く減速せず、ブレーキも踏まずに轢きました。
結構見通しが良くて、かなり早くから気付いていたのにです。
頭蓋骨を轢いた時はごつん、
という音がして車体が一瞬浮き、すぐガクッと落ちました。
私は右側の一番前に立っていたのでよ~く憶えています。
その後すぐ急停車。
一番前にいた人たちは電車が動き出すまでの間、
口々に運転手さんが轢く前に電車を止めなかった事を非難していました。
生き残っちゃうと賠償金を請求されて、死んでた方がよっぽど
マシっていう目に合うから轢いてあげたほうがいいんだとかっていう噂もありますが、
私ら乗客にとっては轢いても轢かなくても電車が止まるのに変わりはないし・・・。
やっぱ止まる努力はしようよ。いちおう。と思いました。
それ以来、一番前に乗るのは避けています。

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「恐い電車について」S本さん談


鉄道の恐い話って、身近な施設だけに恐いですよね。

何度も同じ事故車両が車両基地に回送されてくるという話がありましたが
私は時々、「妙に威圧感のある電車」を見ることがあります。

ホームに電車が入ってきたとき、進入してくる速さとかは
いつも見ている電車と同じなのに、なにか「恐い」。
言葉でいうのが難しいのですが、油断できない動物が近づいてくるような
感じを受けて、わたしは白線(黄色いゴムタイル)の手前に下がってしまいます。

あれは、もしかしたら「事故車両」なのかなあ、
と思ってはいますが、本当の所はわかりませんね。

ただ、自分が「危ないな」と感じたときは、素直にそれに従っているだけです。

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「Re: 駅の怪談」しいたさん談


数年前の#武鉄道の方々とのコンパで。
人身事故に話しが及んだとたん、
「オレふたり~!」「オレひとり~!」
と、運転手さんがたが次々と手を挙げられたのが、とっても印象的でした。

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「Re: 駅の怪談」HIROさん談


人身事故ですか、私も一度だけ遭遇したことがあります。
乗っていた電車がいきなりけたたましく警笛を鳴らして急ブレーキ書けた瞬間、
がくんと止まったのでなにかなとおもったら人身事故でした。
後で聞いた話ですが、亡くなったかたはどうやら酒によってて、
線路上に大の字になって爆睡してたそうで…
遺体の損傷が激しく30分ほど運転は停止されました。
やっぱり鉄道事故は止めましょう、ね、うん。

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「Re: 駅の怪談」ちょびさん談


初めまして、ちょびと申します。
いつも読んでるばっかなのですが、
今日はかきこさせていただきまーす。

ワタシも乗ってる電車が人を轢いちゃったコト、あります。
あれって、ヤな気分になりますよね~。
しかも、ガイシャがワタシの足元付近にはさまってるらしく、
すぐ目の前のお外をレスキューの人(?)が

「おーい、こっちだ!!まだ生きてるぞ!!」

「動いてる、動いてる!!」

等々、すんばらしい会話を交わしていらっしゃいます。
そのうち、車内放送で
「救出作業中に感電の可能性があるため、電気切ります。」
つーことで車内はまっくら。
それまで大騒ぎしてた酔っぱらいどもも、さすがに静かに・・・。
かれこれ40分ぐらいその場にいたでしょうか。
電気が元通りつき、再び車内放送が。

「えー、えー、えー、除去作業が終わりましたので出発します・・・・・。」

ぎゃああああっ!
さっきは救出って言ったやんけ!!
除去っつーことは死んだんかいっ!
ワタクシの足元で息をお引き取りになったかと思うと、
むっちゃ後味悪い経験でした。