みなさん。こんばんは。そんでもってはじめまして。

本当は自分が、こわい体験してればいいんですが、
わたしにはなぜか無いので、友人のYちゃんのお話を・・。

これは友人Yちゃんが、小学生の頃のお話です。
小学5年生のときに合宿があり、とある公共施設に合宿に行ったそうです。
もちろん、夜は先生達の見回りの目を盗み、
好きな男の子の話や各種雑談で盛り上がっていました。
女の子5人で机を囲んでの雑談中に、Yちゃんの真向かいに
座ってる女の子が突然「あっっ。」と叫んで窓の方を凝視していたのです。
その声と視線につられて、Yちゃんもふっと、振り返り窓へ目を向けると、
窓の桟の下の方へ、スッと黄色い、あの幼稚園児がかぶっている帽子が引っ込むのと、続いて、桟に手をかけていたのが下に引っ込んだのを見たのでした。
最初に声をあげた女の子が見たものは。
黄色い帽子をかぶった幼稚園児が窓の桟に手をかけ、こっちをのぞいていたそうです。そう、ちょうど目だけを窓から見せて・・。

「あっ」という声とともにひっこんだので、
振り返ってから見たYちゃんは目は見えず、帽子と手だけだったというわけです。

あわてて、Yちゃんを筆頭に他の何人かで窓に駆け寄り、開け放って下を
見たのですが、ここは5階だということを思い出させ、
その窓の下には、子供が足をかけて身を置けるようなものは
何も無いただの壁しかなく、もちろん、真下には誰もいなかったそうです。

見間違いかとも、思ったのですが、声をあげた子の隣りに座ってた子も
同じように見、そしてなにより、あの黄色い帽子は見間違えようがない。
と言いました。

恐くて、みんな、その後は無言になってしまったらしい・・。

わたしも、聞いたときはちょっとぞっとしたけど・・。