これもまた、すっごい昔の話なんですが、
ぺんたちゃんがまだご幼少の砌に、隣にやさしいおじさんが住んでました。
自分に子供がいないためか、私たち兄弟にとても親切にしてくれました。

ある日、おじさんと、その他2名だったか3名だったか・・・で、
恐山ツアーをしたんですよ。

うちの父も誘われたのですが、父はチキン野郎なので断りました。
他のメンバーの中に、うちの田舎では有名な目の見えないお坊さんもいました。
おじさんが旅行から帰ってきてその足ですぐ、うちに来てお土産をくれて、
その時に聞いた話なのですが・・・
恐山の石は魔除けになる、というウワサがあるらしくて、
おじさんは記念に1つ、石を持ちかえろうとしました。
帰りの車の中で、目の見えないお坊さんが、

「この車の中に、この世のものではない女が乗っている」と言い出したそうです。

「誰か、身に覚えはないか?誰が連れてきたんだ?」

ふと拾ってきた石を見ると、その石の裏には女の名前が書いてあったそうです。
気味が悪い、と思い、窓を開け、走っている車から石を投げ捨てたそうです。
石はアスファルトの地面に当たり、割れてしまったそうです。
見えていないはずのお坊さんが

「なんてことを・・・・・!!

頭が割れて血まみれになった女が車を追ってくるぞ!!」

・・・・・・

その話をしてくれた時、おじさんは

「いやぁ、あの時は本当に死ぬかと思ったよ、こわかったなぁ」

と、笑っていました。

その日の真夜中、救急車のサイレンで目が覚めました。
うちの前に救急車が止まっているのです。
なにごとかと思い、家族全員で外に出てみると、
おじさんが担架に乗せられて運ばれていきました。
頭をかかえて・・・・かきむしっている、と言ったほうが近いかもしれません。

うめき声をあげながら・・・

田舎の病院ではどうにもならず、
翌日、おじさんは札幌の大きな病院に移されました。

でも、大病院でも原因はわからず・・・原因不明の頭痛。
話を聞いていた私たち家族には、原因はうすうすわかっていました。
でも、私たちになにができるでしょう?
うちの田舎で1番の高僧にも、なにもできなかったというのに・・・
1週間後、おじさんは帰らぬ人となりました。

最後まで、どんな薬も効かず、苦しみぬいた末に息絶えたそうです。


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Re: 石 投稿者:Renさん談

怖いお話です...。
ハワイ島の石(溶岩石)も持って帰っちゃいかんのです。
嫉妬深いぺレーの神が祟っているらしーです。
私は奇麗な石の魅力に負けて持って帰ってしまい、
石を水槽の前に置いていたら、金魚が死んでしまったでふ。(;へ;

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:Re: 石 投稿者:ちゃるさん談

過去数回、東北霊山ツーリング体験者のちゃるです。
恐山にも行きましたが、石はぜーったいに持ってきてはダメです!!
魔除けにはなりません。
ぺんたさんの話のような極端な霊障がなくてもマイナスの影響はあります。
うまく表現できませんが、あそこの石は喩えて言えば
大地の骨とでも申しましょうか・・・死骨の大地そんな感じです。


>RENさま

ペレー女神の祟り~ハワイはまだきっと
神様の力が生きてるそんな感じがします。
最近神秘なハワイが話題になっていますが、
本来ポリネシアはマジカルな地域なんですよね。