最近友人にここの存在を教えてもらいました。
ジニーです。よろしくお願いします。
私は物心ついた頃から、日常的にいろいろ見ちゃってる人です。
特に怖い体験というのは、数えるほどしかないのですが今日は数少ないそのうちの一つをお話しさせていただきます。

数年前、私は友人の住んでいたアパートに遊びに行きました。
友人の部屋へはいると、水色の着物を着た女性がいました。
もちろん他の人には見えない存在です。
ただこちらをチラチラ見るだけで、何をしてくるわけでもなく2DKの室内をフラフラしているだけ。
友人が出かける時にもついてくる様子もないので、

私は「あぁ、この部屋の住人さんねッ」と思っていました。

その後友人が分譲マンションに越し、新居に遊びに行ったら、居たのです!
でも友人に憑いているふうでもなく、どういう存在か判りかねていましたので「害がないならば」とほっとくことにしました。
ですが、害があるということが徐々にわかってきたのです。
それが分かったのは、友人が猫を飼い始めたことがきっかけでした。
猫が来て以来、彼女の目付きが変わりました。
ジッとその猫を睨みつけているのです。
それに気付いた数日後、私は異常な光景を目にしました。
買い物から帰ってドアの前に立った時、中から猫の叫び声が聞こえたので急いで中に入ると、リビングと廊下を遮るドアの上の隙間に猫の首が挟まっていました。
友人はのんきに「もぉこの子ってば何やってるの」と笑っていましたが、回りに台がない状態で、仔猫が飛び乗れる高さではないのです。
彼女の仕業だということに気付きましたが、でもどうして猫に?
同日、偶然理由が判りました。
友人の昔のアルバムを見ていたら、写真に写っていたのです。
彼女と全く同じ身なりの「人形」が。
友人にそれとなく聞いたところ、それは母方の家で代々受け継がれてきた人形で今は実家にあるとのこと。
なるほど「私の娘をよろしくね」と言い聞かされているうちに個の人格ができてしまったのか。
友人が執着するものに対して、嫉妬していたようです。
思い返せば友人は物凄い飽き性でした。
セーターを編むといって毛糸を買っても一玉使わないうちにやめる。
お金を貯めてやっと買ったサックスを2・3回吹いただけでやめる。
そんなことがしょっちゅうでした。
全部彼女が邪魔していたのかもしれません。
とりあえず友人をへたに怖がらせるのもなんなので、このマンションは動物を飼うのに向いてないとか下手な理由を作って、里親を探すようすすめました。
友人も懐いてくれない猫に飽きてきていたようで、すんなりそれに従い、今その猫は新しい飼い主の元で元気に暮らしています。
その後、友人の家には行っていませんが、きっと今も居るんだろうな彼女。
でも、私は何も出来ないので、ほっといちゃってます。
私ってヒドイでしょうか?



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「古い人形」ちゃるさん談

こんにちわ。はじめまして。
あんまり無責任なことは言わないようにしようと
思うのですが、その人形、大変ヤバイような気がします。
ご友人の実家に今でもあるのなら、なんか口実を設けて
お寺等に預けたほうがよいのではないでしょうか。
その方が人形の供養にもなると思います。
ジニーさんの書いていらっしゃるように人格ができてるというか、
魂が入りかけてるような気がします。


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「古い人形」のんのんばあさん談

( ̄□ ̄;)!!正体が人形ってこともあるんだ!!くわばらくわばら。
(子供の頃、よく瀬戸物の人形を壊していたσ(^_^;)
わたしが独身の頃に住んでたマンションの台所には、
やはり女性が住んでました。いい人でした・・・。
台所の掃除を怠けると、ガサガサ音を立ててうるさかったけど、
カギをかけ忘れていると、カタカタ音を立てて教えてくれるし、
ベランダの洗濯機の水があふれそうだと、カバンを倒して教えてくれるし。
旦那よりはよっぽど役に立ってました(笑)

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「レスありがとうございます!」ジニーさん談

>ちゃるさん
 そうですよね。ほっとくのはやっぱりまずいですよね。
 でも、一つ問題があるんです。その友人、怖がりのくせに、
 実はそうゆうこと信じてない人なんです。
 いやいや、弱音をはいちゃいけませんね。
 頑張って説得してみます。

>のんのんばあさん
 いるんですよね、ホッとしたり、一緒にいて違和感がないタイプの人。
 私が昔住んでいた家もいろんな人がいたけど怖いと思ったことはありませんでしたもん。