怪談百物語(弐) 一覧

どうもこんばんは、森之真と申します。
本日、どうにもあっちらしい体験を致しましたので、書かせて頂こうと思います。

それは、今日・・何の変哲もない平日の夕方に、突如起こりました。
今日は平日だが俺は休み・・
みんなが働いているのを横目に、惰眠をむさぼってやるぜ!・・等とのたまい
ながら、自分は飯を食う以外は布団の中で、だらだらと眠っておりました。
不思議な物で、普段の睡眠時間をインターネットに費やしている反動か、
幾ら寝ても眠気が無くなりません。
夕方頃には寝過ぎでだるくなって、もう飯を抜いて、
明日まで寝てやろうか・・・と、思った時です。

(あれ・・)

何故だか身体が動きません。

(・・金縛り?)

本当に金縛りなのか、それとも単に寝疲れていたからかは分かりませんが、
身体が寝返りをうとうとした変な体勢で動かなくなったことだけは確かでした。
しかし、目だけは動かすことが出来る・・。
カーテンを閉めているため妙に薄暗い部屋の中を、見える範囲で視線を
動かす・・・と、自分の真上の天井に、何かが居るのが分かりました。

(こども・・!?)

殆ど透明で、顔なんか全く分からないのですが、微かに見える
身体の輪郭から考えて、それは子供であると頭が判断しました。
それも、他にも二人ほど居るらしい・・。
このままではやばいかも知れない・・と言うより、この金縛り状態もかなり苦しい。
兎に角、この状態から抜け出さない事には何もできない。
そう短絡的に思った自分は、気合いで何とかしようと、
取りあえず体中に力を入れてみる。

(ぬ・・ぬおお!!)

動く・・微かづつではあるが、
頭がゆっくりと横にずれ、何とか体勢が普通の状態に戻る。

(あの変な子供は・・)

目を皿のようにして部屋の中を見回すと、南側・・丁度、
頭の方にある窓から、その子供達が消えていくのが見えた。

(た・・助かった?)

ほっと一息つくが、まだ完全に金縛り状態から戻ったわけではない。
まだ何かあるのかと更に部屋の中を見回すと・・

(・・・・・)

足があった・・。
丁度、自分の足下にある本棚の上に、まるでその本棚に
腰掛けるかているかのように、二本の足が並んでいるのである。
勿論、その本棚の上と天井の間の隙間に身体が入るスペースはない。
・・つまり、膝から下だけが本棚の上から突き出されている状態なのだ。

(う・・うわあ!!)

『ガバッ!!』

「へ・・・?」

あわてて周りを見回してみましたが、何もありませんでした。
壁に掛けられた時計を見ると、6時少し前を指していました。

「夢・・やろうか?」

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ハムスターの話題を一つ。

結構、前々からハムスター飼ってました。
トータルして5匹ぐらい飼ったような気がします。(現在も一匹)
その中でも少し前に死んでしまった、ハムスターが死んでしまったときのこと。

小動物ながら、私は結構小屋とかには贅沢させていたので、
大きめなゲージに二階付の小屋を使っていました。
ハムスターを飼った事のある方ならお分かり頂けると思いますが、
彼らはやたらと、天井に登ります。
登って、登って、ふんばって、耐え切れずに
最後には「ドスン」という大きな音をたてて落ちます。
しかも何回も落ちます。(笑)
人間でいうと、二階建ての天井から落ちるようなもんです。(爆)

前置きが長くなりました。

そんなハムスターの中でも、一匹は結構おとなしく扱いやすかった為、
よく彼氏の家に、行くときも連れていったりしてました。
しかし、1年くらいして死んでしまったんですが、なんとなくもう、
からっぽの小屋を見るのが辛かったので、小屋が欲しいと云う、
彼氏の妹さんにあげる事にして、家に持っていきました。
普段通り、部屋に上がって話をしていたとき、
ふとそのハムスターの話をしました。

「あいつはよくなついてたよねー。」

とか、そんな事です。
一通りそのハムスターの話が終わり、沈黙したときそれは起こりました。
一瞬静まり返った部屋の中に、

「ドタン」

と。

まさにハムスターが天井から落ちるときの音でした。

「最後のお別れに来たんだね・・・。」

そう彼氏と話しました。
悲しかったけど、とてもうれしかったです。

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はじめまして、ぺぺでっす!
いつも楽しく拝見させていただいてます!
今回初めての登校、いや投稿ですが、
身内の数ある体験談の一つを書かせて頂きます。

僕の家族は母親を筆頭に霊感が少しあるみたいで、
母親、父親、兄貴(じいちゃんに関してはあるのかもしれないけど、
聞いてないっす)があっち系の方々を見ています。
僕はというと、金縛りは腐るほど経験してますがいかんせん本人が
チキンなため、金縛りの最中目はぜっっったぁぁぁぁいあけないのでっす。
おかげで今までは声やら音やら聞くだけですんでまーす。

それではやっと本題に。
それは兄貴が友達と、どっか(聞いたけど関東方面なので新潟在住の
おいらには分かりません。)出るといわれる建物に行ったときの話。
そこの周りは木が生い茂っていて、いかにも出るぞ
出てやる出てみればーってな感じの所だったらしいです。

兄貴たちは恐いと思いながらもさて中に入ろうかと思った時、

「うぅぅぅ~」っとどこからかうめき声が.......。

兄貴「今の聞こえた?」

他「えっ?何が?」

「ぅぅぅぅぅ~」

兄貴「ほら。聞こえただろ」

他「何にも。」

そうです。その声は兄貴しか聞こえていないのです。
兄貴は恐る恐る声のする方を見て見ました。
すると、生い茂っている木の一つの後ろから
男の人が恨めしそうに見てるではないですか。

いや~ん!

チキンなおいらならそれだけで失禁いや、失神してしまっているでしょう。
私はその話を聞いた時、兄貴に思い切って聞きました。

私「それで、どうした?」

兄貴「誰にも言わないで、”こうやって”皆について中入った」

さて、兄貴はどうしたと思いますか?

「こうやって」と言った時、兄貴は手のひらを顔の横に持って行きました。

そう顔を隠すかのように。
そうです!兄貴はただ「それ」が見えないように
手で顔を隠して、普通にその建物に入ってったのです。

「それで済むのか?隠しただけでいいのか?そんなもんなのか?」

私はここぞとばかり突っ込みまくりました。

そこで兄貴は一言、

兄貴「見なければいいじゃん」

私「.......(絶句)」

兄貴は馬鹿なのか、豪快なのか私にゃ~分かりませ~ん。
私は.....たぶん馬鹿なんだと思います。

兄貴の馬鹿な体験談、また家族の体験談のありますが、
それはまた次の機会にでも.......。

これは私が10代の頃のお話です。(って、数年前の事じゃない。←嘘)
彼が突然言いました。

「オフクロの位牌が空き家に残っているから取りに行きたい。」

聞けば、持ち家が空き家になっているというのです。
何なんでしょう。
彼はアパートに一人暮らし。お兄さん夫婦も借家暮らし。
お父さんも別の所で借家暮らし。
そして持ち家は空き家。

私:「家があるのに誰も使ってないの?」

彼:「いや、兄貴達が住んでたけど、半年程前に急に出た。」

私:「じゃあ、M(彼)が住めば?」

彼:「.....遠慮する。」

その空き家は意外と彼のアパートの近所にありました。
裏口から入ったんですが..なんと言うか..ヤバ気味..。
大きな居間の所に祭壇があって(○○教らしい)、そこにお位牌がありました。

私:「おしっ!早く帰ろう!」

彼:「ちょっと...片づけるよ。手伝ってくれる?」

そう、悪臭が漂っていたのです。
台所に行くと...信じられない!
茶碗やお皿がそのまま流しにあり、残飯が腐り、
冷蔵庫の中の物が怪しげな物体に変化してました。(おえっ)

『何で私がぁぁぁー』と文句ぶーぶー。

彼は居間の畳を拭くと言いまして、私がその台所を片づける羽目に。
電気は止められていましたが、お水は出ました。
その前にお手洗いに行こうと思ったんですが、
台所の横から続く廊下...これが訳もなく怖いんです。
その廊下を通らずしてお手洗いには行けない..。
お手洗いの前迄何とか行きましたが、止めました、中に入るの。
渋々と流しの物を洗っておりました。
半年もそこにあった洗い物です。簡単には洗えません。
段々と陽が傾いて来ました。
電気がありません。家の中は薄暗くなってきました。
水のじゃぁーじゃぁーと流れる音に雑ざって彼の声が..。

私:「何か言ったぁー?!!」

彼:「いやー、何もー!」(居間から叫んで)

私:『ったく迷惑だよなー(心の声)』

そしてまた水の音に雑ざって彼の声...。

私:「聞こえないよー!話があるなら、こっち来てよー!」

その時、はっきり聞こえました。

「わ し の い え 。さ わ る な。」

私は流しに向かって立っていたのですが、
私の真後ろはちゃぶ台のある4畳程の小さな部屋。
咄嗟に振り向きました。誰もいません。
確かにその声の近さはその4畳の部屋から..。
手に持っていたお皿を流しで叩き割って彼の所へ走りました。
二人で家の裏口から飛び出ました。
家の外は内よりも明るくて、ホッ。
彼に今あった事を中庭で説明しました。

彼:「この家、ヤバいよ、やっぱ。ちょっと来てみな。」

中庭を回って表玄関に導かれました。
玄関の戸の真ん前の足場に丸い木の蓋。
その蓋は玄関の戸の下に殆どくっついている状態でした。
お花が生けられた跡がある花瓶もありました。

彼:「どうも井戸だったらしい。」

彼の話によると、その玄関から人が入ろうとすると足を骨折したらしいのです。
家族の者や近所の者は皆、裏口を使用していたらしいのですが、
突然の訪問客らに被害者が出たそうです。
それで、霊能者に見てもらったら「井戸ありますよ、ここ。」..。
掘ってみたら本当に井戸が出てきたという事なんです。
それでお祓いして貰って木の蓋がしてあったのです。
さてさて、私達はお位牌を持ってお兄さんの家に行きました。
お兄さんとお義姉さんが吃驚した顔で、

「あの家に行ったの???」。

小さいお子さんがいる家庭でしたので、
取り敢えず、何があったかは話さずにいました。
夕飯をよばれる事になり、お義姉さんのお手伝いをしていると、

姉:「ね、何も無かった?」

私:「...ちょっと、あったかなぁーって(愛想笑い)」

姉:「私達、何も持たずに飛び出たんだもの。
あの4畳の台所の横の部屋、駄目なの、私。
知ってる?あの家の前の持ち主ね、独居老人でね、
あの部屋で死体で見つかったんだよ。もう何日も経ってから..。」

お兄さん達が飛び出た日に何があったのかは教えてもらえませんでした。
(聞けなかったし..)
そしてお馬鹿なRenと彼は後に再びあの家に行ってしまうのでした。

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4歳時体験した事を書きます。
といっても、今10歳なので6年前です。(おいおい)

自分が昔住んでいたマンションでは変な幽霊ですとか
そういうのが出るところでした(とち○らビルというところ)
で、ある日寝ると、こんな夢を見ました。
その夜私はなかなか寝つけませんでした。
でも、母はずっと起きています。
何故か、家にはキャラクターが「バザ~ルでござ~る」
のお猿の無人契約機みたいなのが置いてあります。
しばらく寝つけないでいると、目の前(窓で、4階です)

から紫色のニヤニヤした生首が「わ~お」と
すっとんきょうな声を上げて回転しながら迫ってきます。

視界は全部紫一色で、赤外線ゴーグルでも
付けているかのようなチラチラとした視界。
私が驚いていると、夢の母は

『「無人契約機?」で来ないように言っておいたからさっさと寝なさい』

と私に言いました。
それでも私が眠れずにいると再び
あのジョン・リー・フ◎カーの生首のような物体が迫ってきます。^^;
あまりはっきりと覚えていませんが、
とにかくこれの繰り返しで飛び起きました。
夢だったのか…。と思いました。
それからしばらくして、

「起きているのに」生首が今度は色鮮やかに(ただし生首は紫)迫って来ました。

なぜか、動けませんでした。というより、動くことを忘れていたのでしょうか。
それで、完全に目の前に来た時、はっとして、目の前から消えました。


---関係ない話---


その日、私は母にドーナツを頼みましたが、お金がないというつれないお返事。
なのに1時間してからまた頼んでみると買ってきてくれました。
でも、母に何故お金が増えたのかと聞いても答えてくれませんでした。
あれ以来、あのマンションでは紫色の顔は出なくなりました。
というより、その夢の予兆として映画風に編集された生首に追い掛けら
れる夢(何故か、父の部屋にはX68000のような機械がある)を見ました。

恐く無いですね。はい。

無駄な発言かもしれません。
でもねえ、紫なのはなぜかわかるけど、
回転するのはやめてほしいなあ(笑)

おまけというか無駄話:

時々、家の曲り角でうつむいた人を見ます。
かなりわびさびがあります。(笑)
でも、目が確認できません。
あと、僕の手の中は宇宙です。
右手は夕焼けです。
あとベッドの中に埋め込まれた顔みたいなのも見たことがあります(笑)
最近、背中に変な霊が取り付いてかなりブルー^^;背筋がゾクゾクっと。

一応これは全部実話。

御迷惑でしたら削除して下さい。

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仕事で札幌に出張していた時のことです。

札幌駅北口のウィークリーマンションを借りて寝泊りしていました。
最初の2週間ほどは何事もなく、電気を真っ暗にしてもぐっすりと眠れる
平和な生活をしていたのですが、ある日の夜、部屋の中に誰か入ってきたような
気がして(女の人のような気がしました)もちろん、誰もいないんですが・・・

その日から、眠ろうとすると金縛りにあったり、パシッ!!
という大きな音が聞こえたりして、眠れなくなってしまったんです。
眠りにつく直前にベッドぐらぐら揺れるし・・・
もしかして私の寝相が悪いだけなのかしら。
私はその程度だったのですが、他の部屋を借りていた
同僚達も同時期から同じような現象に悩まされ始めました。

ひとりは角部屋だったのですが、
毎晩、誰かがドアをノックするので開けてみると誰もいない。
ハイヒールの音が部屋の周りをぐるぐるまわっているので、
気になってドアを開けてみると、やっぱり誰もいない。
しかも、その部屋は8階の角部屋で、
ベランダもないので、部屋の周りをまわるのは不可能。
そんなことが何人かに起きていたので、どうせ朝まで眠れないのなら・・・
ということで、毎晩、ひとつの部屋に集まって朝まで宴会を開いていました。

でも、マンション内だけならともかく、
それが昼夜問わずにどこにでもついてくるんですよ。
職場でも、同僚と端末を見ながらあーでもないこーでもないと話をしていると、
後ろに誰かが立って覗いているんですよ。

でも、私も同僚も仕事に集中していたので、話がまとまってから
二人で一緒に振り返って「なんですか?」と聞いてみると・・・
部屋の中には私と同僚の二人だけでした。

残業で夜中になってしまい、建物の中をうろうろしていると、
エレベータが目の前で開いて、でも、誰も乗っていない、とか。
あの「チーーン」って音が、またビビるんですよね(^_^;)

土日は実家に帰っていたのですが、夜はやっぱり同じ状況で眠れない。
で、スタンドの明かりで本を読んでいたのですが、
ふと顔を上げると、壁にライトのようなものがあたっているんですよ。
直径10cmくらいのまんまるの。
なにかな??と思って、起き上がって確認したのですが、
どうみても何かの光が当たっている。
いろんな角度から観察したのですが、不審な点はなかったので、
そのまま朝まで本を読んで、朝になってから眠って、
昼くらいに起きたのですが、起きてから考えると不審な点だらけ。
どの角度からも明かりは差しこんでこないはずの位置だった、という
こともありますが、私、側に寄って、本当にいろんな角度から見たんですよ。

でも、光が遮られる事がなかった・・・

ということは、壁の内側から発光していた???としか考えられないんですよね。
ああ、その場で気付かないおバカで良かった(笑)
私の実家は札幌から2時間半ほどのところにあるのですが、私が実家に帰っている
間にもウィークリーマンションに寝泊りしている人達はいつもと変わらず、
怖い目にあっていたそうなので、もしかして幽霊だとしたら複数いるのかしら???
仕事も終わりに近付いてきて、地元の人とも友達になり、特に仲の良かった
女の子がウィークリーマンションに遊びに来て、宴会を開いたのですが、
その日の夜、不思議なことに何事もなく、ぐっすりと眠れました。
他の部屋の野郎どもも、その日はぐっすり眠れたという話でした。
いやぁ、めでたいめでたい、東京までついてこられずに済むなぁ、
と思っていたら、職場で、前日遊びに来た女の子が

「私、昨日こわくて眠れなかったの」と言い出しました。

部屋の中でいきなりパシッ!!と大きな音がしたり、
右半身だけ鳥肌が立ったりするとか・・・あーあ、連れて行っちゃったのかぁ・・・
ちょっと罪悪感を感じましたが、まぁ、自分さえ良ければいいかぁ・・・
私に何ができるわけでもないしねぇ・・・
でも、やっぱり気になったので、その翌日、

「昨日は大丈夫だった?心配でよく眠れなかったよ」

なーんて、心にもないやさしい言葉をかけてみたら、その子はにっこりと笑って、

「ああ、大丈夫!!なにもなかったよ。昨日のも気のせいだったのかも」

うむ、良かった良かった。一件落着だ!!と、その子の隣を見ると、
なにやらどんよりした雰囲気をかもし出している地元のオヤジがひとり。

「俺さぁ・・・・昨日、金縛りにあって、一睡もできなかったんだよ」

その後、日に日にやせ衰えて、眼の下くまだらけになっていくオヤジを残して、
私達は札幌をあとにしました。(^^)

最近ネタがなくて、怖い話書きこめずにいましたが
恐ろしいお話を、入手いたしました。
今回も私の友人K-すけ君の身内のお話です・・・

彼の親父さんの友人が自殺をし、亡くなりました。
数年前の事です、しかし親父さんは

「勝手に死んだんだ!葬式には出ない」

と、葬式も行かず家でラーメンを作ってました
(注:親父さんはラーメン屋!「ここが変だよ!日○人!」と言う
某TV番組に、出たらしい・・なんだか凄い)

さて、仕事も終り葬式も済んだ頃
彼は、一日の汗をお風呂で洗い流し
丁度、頭を洗っていた時です。(←いたこさんの言う隙だらけの時!)

ド――――――――ンッ!

と、凄い重さの物体が彼の両肩に乗ってきました!!

それは、男の両足!

素足だった、と言っていました・・・さぞ気持ち悪い事でしょう
しかし、よく「見る」親父さんは、

「オマエか!?おまえは人生に逆らったんだ!俺の所に
何しに来たんだ!成仏できねーのはあたりまえなんだぁぁぁあああ!」

・・・・と一喝!

その物体は、彼が叫ぶとともに消えたと言う事ですが
彼には、あの亡くなった友人ということは分かってたんでしょう・・・
この話を聞いていて、改めてあ~~~、霊感とやら、なくてよかった♪
と思う私でした・・・・・完

これもまた、すっごい昔の話なんですが、
ぺんたちゃんがまだご幼少の砌に、隣にやさしいおじさんが住んでました。
自分に子供がいないためか、私たち兄弟にとても親切にしてくれました。

ある日、おじさんと、その他2名だったか3名だったか・・・で、
恐山ツアーをしたんですよ。

うちの父も誘われたのですが、父はチキン野郎なので断りました。
他のメンバーの中に、うちの田舎では有名な目の見えないお坊さんもいました。
おじさんが旅行から帰ってきてその足ですぐ、うちに来てお土産をくれて、
その時に聞いた話なのですが・・・
恐山の石は魔除けになる、というウワサがあるらしくて、
おじさんは記念に1つ、石を持ちかえろうとしました。
帰りの車の中で、目の見えないお坊さんが、

「この車の中に、この世のものではない女が乗っている」と言い出したそうです。

「誰か、身に覚えはないか?誰が連れてきたんだ?」

ふと拾ってきた石を見ると、その石の裏には女の名前が書いてあったそうです。
気味が悪い、と思い、窓を開け、走っている車から石を投げ捨てたそうです。
石はアスファルトの地面に当たり、割れてしまったそうです。
見えていないはずのお坊さんが

「なんてことを・・・・・!!

頭が割れて血まみれになった女が車を追ってくるぞ!!」

・・・・・・

その話をしてくれた時、おじさんは

「いやぁ、あの時は本当に死ぬかと思ったよ、こわかったなぁ」

と、笑っていました。

その日の真夜中、救急車のサイレンで目が覚めました。
うちの前に救急車が止まっているのです。
なにごとかと思い、家族全員で外に出てみると、
おじさんが担架に乗せられて運ばれていきました。
頭をかかえて・・・・かきむしっている、と言ったほうが近いかもしれません。

うめき声をあげながら・・・

田舎の病院ではどうにもならず、
翌日、おじさんは札幌の大きな病院に移されました。

でも、大病院でも原因はわからず・・・原因不明の頭痛。
話を聞いていた私たち家族には、原因はうすうすわかっていました。
でも、私たちになにができるでしょう?
うちの田舎で1番の高僧にも、なにもできなかったというのに・・・
1週間後、おじさんは帰らぬ人となりました。

最後まで、どんな薬も効かず、苦しみぬいた末に息絶えたそうです。

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今からだいたい十年位前にですが、エアガンのメーカーで「トイテック」と
いう所から「梵字BB弾」なる、怪しさ大爆発な物が販売されていました。
これは、BB弾の一つ一つに異なる梵字がプリントされている物で、赤い
梵字は霊力が高いなどとなんともはやな事が説明書に書いてあったのです。

しかし、意外や意外。

当時、私の後輩に「あっち系」に縁の深い奴がおったのですが、
そいつの話では「効き目が有る」という事でした。

「梵字ってのは、それ自体が強い“呪”なんですよ。
だから、こんなBB弾なんかでも霊体にダメージを与える事が出来るんですよ。」

「へー。でも、BB弾ってのはある程度飛んだら落っこちまうから、
あんまり射程は無いんじゃねーの?」

「それがですね、BB弾本体は重力に負けて落ちても“呪”自体は
そのまま飛んで行くんですね。BB弾の形の気が
そのまま飛んでいって霊体にポコポコ穴を空けるんですよ。」

「ふーん、便利にもんだね。」

さあ、何気に「あっち系」の事にお困りの貴方、この「梵字BB弾」を愛用しては?
ただ、とっくに生産終了してしまっているのが難点だったりして・・・。
ちなみに、梵字BB弾以外には「ドーマンセーマンBB弾」「ダビデの星BB弾」が
有りましたが、こっちの方は「さっぱり駄目」なんだそーです。

しかし怪しい…。

ちなみし、私のHNはちゃるさんご名答。ハナ肇の映画からです。

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こんにちわ、いたこさんっ。みなさま。あーるです。

今年の春、体調がわるくて会社を休んで自分の部屋で寝ていたときのことです。
ある気配にはっと目を覚ましました。その気配とは・・・
・・・私のふとんの中からでした。
寝ぼけていたせいもあって、(私は横向きでねていました。)
その気配のほうに手をのばすと、ちょうどおなかのあたりから何か物体が・・・

「んんっ・・」

となにげにさわってみると、ふわっとなにか毛のようなものがあるんです。
(私の家には猫はいません。)
「なんだろう。」とおもって触っていくうちに、いやーな予感が
(あっちゾーンですよぅ・・)「これは、もしかして」と思ってるうちに、
そのいやな予感は現実へと近づいてきます。
・・・そうです。それは人の頭だったんです。男の人の・・・ふぅ。
でも、私の手は、どんどん先へとすすんでいき、
とうとう、うなじにまで到着していました。(ここでやめときゃいいのに)
・・・って、ことは顔があるってことだよね・・・
と、確認までに、顔のほうに手をのばすと、ありましたよっ。顎が。
いきなり恐くなって、逃げようとすると金縛りっ。(おそい?)
そして、下の階では、母のスリッパでうろうろしている音が・・
「助けて。」の声も聞こえず・・意識が遠のいた。
目がさめて、母に訴えると母はうそーっ。ていいながらひきつってました。

そうそう、これは、後で思い出したんですけど、
家の近くの川の先は、昔、首さらし台があったとか・・
打ち首にしたのを、見せしめなどのために置いておいたらしいんです。
それに関係あるのかなぁ・・。わかんないけど・・・

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※百物語を一話目から読みたい場合はカテゴリから見てください。

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