怪談百物語(弐) 一覧

こんにちわ。
金縛りってそんなに多くなかったんですが、高校生の頃あった
「虫の知らせ」に伴う金縛り。。あれは心地よかった(笑)

寝付けず、イライラしてたのが夜中2時頃 突然柔らかく押さえ
られるように金縛りになった。「あら。。首だけ動く(^^;」と
気になる上のとこ(ふすまでした)を見ると...大きな男の人の
黒い陰が私をかがんで見下ろしていた。

直感で、隣のお兄ちゃん(小さい時から可愛がってもらった)が
さよならを言いに来たのだと判ってしまった。
黒い陰は、目も口もないのにニコニコと笑ってたイメージで
とても安心してそのまま すーっと眠りに落ちていったのね。
ほんわか暖かくて、包み込まれるようで...。お兄ちゃんは苦痛
(白血病)から解放されてラクになったんだなって理解できた。
ちなみに、彼は新米のお坊さんでした。

続きを読む

はじめましてこんにちはです。
このHPを知って一ヶ月がたちました(笑)
自分の体験とかカキコとかしたいとか思ってたんですが
皆さんに比べたらあんまり恐くないしつまらないもの
なので今まで読むだけにしてたんですけど
つられてカキコしちゃいました・・・(笑)

あたしは4月に今のとこを引越ししようと思ってます。
親も希望してるので(家賃安いとこ)そうなりました。
つーことで、友人の近所に越すこと決定。
親は知らないだろうけど(笑)
今は物件探しで大変(^-^;
幽霊つきだったらいやだし・・・(@△@)
安い物件には徹底して調べようとは思ってます。

今住んでる所(近大生さんが多く住んでる)でさえ、
元ガレージだったとこを
改築して部屋にしたらしいけど、あたしが最初の
住人にも関わらず引っ越したその晩に
金縛りに会いました(笑)(多分この場所自体アカン
のかも(^-^;)
あたしは田舎にいる時(当時高校生)で
霊能師の方に霊感は強い方ですよ
と言われてたんですが見えないし声も聞くことも
出来ないので少しはほっとしてたんです。
(少し感とかは良くて当たってた程度)
はじめての体験が引っ越してきたこの時だったのです。

それからは寝てたら壁の向こうから大勢の人が行進する
音がしてて、このときは
「隣の人がテレビでも見てるのかな。」
ぐらいにしか思ってなかったんだけど、
その音がだんだん大きくなってきて
「やばいかも!!」
とかいってたら、ピキーン!!って金縛り。

あとからあとからいろんな金縛りにあい冷や汗もの・・・。

電気をつけようと起き上がってるんだけど次の瞬間
いつの間にか寝てる体制に引き戻されて何回続けても
その部分だけリプレイ状態。

壁にポスターとか絵とか飾ったらいつの間にか金縛りに
なることもなく何年かはゆっくり寝れました。

それから6年住んでて去年にあった事なんですけど
知り合いに、犬鳴き山から頂いてきた不動明王様のお札を
頂いて貼ろうとして何気に壁に飾ったんですが
その晩久々金縛りにあい、
「なんで?!」
とその時は思ったんですけど
「まさか。お札飾る位置がまずかったのかな・・・。」
と思い玄関と部屋の間にあるアコーディオンカーテンの
上に飾ったら、金縛りがなくなりました。
どうやら、飾る場所が悪くて神様に怒られたみたいです。

それと同じ時期に男の人に首を絞められる夢を見ました。
気にはしてたんですけどどうせ夢だし・・・
とか思ってわすれちゃってて
次の晩にも変な夢みました。内容は
自分が寝てるんだけど、自分はうつぶせの体制のまま
約30センチ上に浮いてて(自分が仰向けで寝てる上に)
ふと壁をみるとそこから裸の男の人が出てきてあたしの腕をひっぱって
壁の向こう側に連れてこうとしてたのです。
でも、不思議なことにあたしは浮いてるけどその場所からは
ピクリとも動かなくてそこで目が覚めた。
「危なかったな・・・。」とか思っててなんで連れてかれなかったのかな
とか考えてたら、部屋に犬鳴き山から頂いてきた不動明王様のお札貼ってた
おかげで助かったのかなと思うと、ああ良かったとほっとしました。

その手の師範に聞いたら男の地縛霊がいたらしい(@△@)
今はあたしが心からの供養をして成仏出来たかどうか
師範に聞くと成仏できてると教えていただきました。

余談ですが、あたしの隣の住人さんはよく入れ替わってるんですが
やっぱりなんかあるんですかね(^-^;この場所・・・(笑)

皆さんのようにどっぷりとあっちの世界にはまってない私ですが
あっちの方の軽いジャブ程度はもらってます

深夜、今の嫁さんと滋賀県の知り合いのおうちに行くときに
有名な湖西の神社を通った時、お婆さんが歩いていたのです
その夜は月も出ていたこともあり車のライトがあたらない
ところでも割とはっきりと見通せました
神社の中から出る寸前のクランク上の道での出来事
ちょっとドッキリしてしまい(車で引っ掛けそうで)
ハンドル捌きがちょっと荒くなったところ嫁さんが

「どないしたん危ないなあ」と言ってくれたんです

「何ゆうてんねん、おまえの方に婆さん歩いてたやんけ」

「?」

「下手したら引っ掛けるでほんまに」

「???」

「何ゆうてんの?」

「いや婆さんが歩いてたやん」

「へっ?」

「いや歩いてたやろ」

「いつ?」

「さっきの角のとこで」

「あの右曲がって左曲がったとこ?」

「そう そこ」

「ええもん見たなぁ」

「???」

「あたしは外見てたけど何もそんなもん見てへんもん」

おまえなぁ、ええもんとかでかたずけるなああああああ

もう一回そことおって帰るねんぞおおおおおおおおおお

(ちなみにうちの嫁さんはあっちの方は一切見たこともなく
それなりの人に言わせると 猫またぎならぬ霊またぎな体質の人らしいです
おかげで金縛りとかは横で寝てる私のほうに来られると言う始末
まあはっきりと見えるようなヘビーな方にはまだお会いしてませんが・・・)

まあ軽いジャブですわ、たぶん一生・・・  

はじめまして。
今まで半年ほどROMっていたのですが、
少し書いた方がいいのかな?と思いましたので、書込ませて頂きます。

私の母と妹は、あっちの世界の方々が見えるようなのです。
特に妹は、家の中で大勢の方を目撃しております。

幸か不幸か、私には遺伝しなかったようで、
今の所、金縛り3回等で済んでいます。

ただ、私にも一度だけ、チャンスがあったようなのです。

あれは、たしか平成6年3月3日前後だったと思います。
当時高校3年だった私は、その日風邪で寝込んでおりました。
昼になり、母と妹がおかゆを作って部屋まで運んできてくれました。

部屋のTVを付けて、3人でみのもんたさんを見ておりました。

私は飯を食おうとTVから目を離し、おかゆを口に付けようとしたその時。

妹「あ、今みのもんたの隣に緑色の男が居た」
母「ほんと、緑色の物が見えたわね」

なにっ。

すぐさまTVに目をやりますが、別段かわりありません。

妹「もう消えたよ」

しまった!!見逃したか?

まあ、見ていたとしても見えていたとは限らないんですが。

それから、しばらくしてその時の状況を聞いてみたのですが
妹はすっかり忘れておりました。

年はあっていないかも知れませんが、
3月3日前後である事は間違いないと思います。
どなたか「私も見た」という方はおりませんでしょうか。

あれから、もう気になって気になって仕方ないんです。

他にもありますが、次の機会に。

続きを読む

この間、メッチャ嫌な体験をしてきました。
こんな体験は霊スポットの滝にいったい以来です。
 
その日は何か身体がおかしくて病院へ行き診察を受けたら
「タダの風邪だけど熱が高いから(42度)1日だけ寝てけや」と
言われ、めでたく!?入院決定!
さっそく友達に連絡して小型TVとPSを持ってきてと連絡し(オイ!)
病室へ。
病室は6人部屋で自分の他はいない貸し切り状態でした。

そして注射を打ってもらい早速、病院内を探検(寝ろよ!俺)
綺麗なお姉さんは居るかな?(爆)と思いウロウロしてました。
その後部屋に戻り次はバイオ開始~!(脳の回路がショートしてます)
ゲームをしている内に周りはすでに夜、看護婦さんに薬をもらい消灯。

夜、救急車の音で目が覚め、ぼ~っとしてたら廊下の方で
「ポ~ン、ポ~ン」とボールの音と数人の子供の声が聞こえてきました。
最初は誰か遊んでいるのかな?と思ったのですが、面会時間は
終わっているし小児科は別の階だよなぁ?
不思議に思った私は止めればいいのに廊下へ・・・(気分はバイオハザード)
 
廊下に行くと誰も居ない? そこでも私はよせばいいのに奥の方へ・・・
奥へ歩いて行くと途中他の病室やトイレを見ても静まりきってて
たぶん熱のせいでそんな気がしただけだなと思い病室に戻ろうとしました。

あと少しで部屋だなという所で後ろから「ポ~ン、ポ~ン」という音!?
振り返ると足下に小さなボールが・・・

おもむろにボールを手に取り、病室の方へ振り返ると
目の前に小さな男の子が2人いるーーーー!
そして

「お兄ちゃん、一緒に遊ぼうよ・・・」

「イヤーーーーーーーー!」病室へダッシュ!

TVや電気を全部つけそのまま一睡もできずに朝までいました。

教訓:危ないことには首を突っ込まないようにしましょう。

続きを読む

17年前の話

夜深夜2時頃、トイレ(小)に行きたくなって眼が覚めた。
寝ぼけ眼で、トイレへ行くと、トイレの窓の外が気になりました。
音がする訳でもなく、気配が気になったのです。
泥棒かなと思い、窓をあけて間髪入れず、

「そこに入るのは誰だ!」

と怒鳴りました。

「誰もいない」と思い窓下を覗くと

おかっぱの目がクリクリした女の子(小4くらい?)が私を見上げてました。

薄笑い顔でした。

さっそく玄関をでて、捕まえようとしましたが、既に居ません。
なんであったのかは分かりませんが・・・
2度と見たことありません。恐怖心もありませんでした。

続きを読む

はじめまして。
サイコパス系は平気ですが、お化けはダメ。心霊写真もダメ。
戦争の写真とかは平気なのに、スプラッタ映画はダメ。
という自分でも良く分からない感性の「史 舜径」と申します。
以後宜しく願いますm(--)m
チャット仲間に「こっちの世界」を紹介してもらい、来て見たのですが、
ついでに「あっち」も読み始めてしまって怖い今日この頃です(T-T)
しかし幸か不幸か、私個人には霊感というものはほとんどと言っていいほどなく、
そのようなものを見たことは一切ありません。

大変昔の話で申し訳ないのですが、「信あっちの世界」の31話で、
かいなさんが書いておられる合宿所とは、T大学付属でしょうか?
自分はその小学校の出身者です。気になって書き込みをさせていただきました。
知ってる土地の話は出ていても、書き込んだりはしませんが、
その場所は私が経験した限り怖い場所No.1の場所なので・・・
小学生時代に聞いた怖い話をさせていただこうと思っています。

その出身小学校の清里合宿所は(食堂を除いて)戦前に建てられたそうです。
小学校の生徒は3年から毎年、年に一回、クラス単位で3泊ほど合宿に来ます。
全体としては丘に作られており、一番上に食堂と宿泊房、林の獣道を下に
下ると卓球場が、さらに下るとキャンプ場があるつくりになっています。

で、何処の建物が怖いかというと、全て怖い(T-T)
一番新しく、食堂は暗いだけで対して怖くありませんでした。
実際噂がなかった(^^;)
卓球場は・・・怖いです(TT)はっきり言って鳥肌立ちました。
実際そこで写真をとると必ず心霊写真が撮れるとの話で、
皆で一緒に卓球をしに遊びに行くことはあっても、一人で行くとなると皆嫌がりました。

で、宿泊棟。本家です。話も沢山ありました(TT)
その宿泊棟は、木造でひとつの棟に4部屋とトイレがついているいたって
シンプルな構造で、ひとつの部屋には壁際に上下左右合計8つのベットがありました。
大抵の部屋は嫌な空気が漂い、
皆が使いたく無いと言い張るベットは強制的に荷物置き場になってました.
多くが対して長くない話なので手早く説明していきましょう。

☆トイレの花子さん
 有名な方です。夜12時調度にトイレに入ると出るらしいです。
 他にもボットントイレだったので、引きずり込まれるという話がありました。

☆みどりおじさん
 確か2号棟に出る方で、夜に各部屋を徘徊し、肌も服も全身緑色だそうです。
 斧を持っており、見たものは首を落とされるそうです。(矛盾(^^;))
 なんでも生前はキコリだったとか。

☆その他
 他にも無数のお化けの話があります。
 代表的なものでは、みどりのおじさんど同時に現る、
 柱に、首をつったようにうつむいて浮かんでいる髪の長い女の人とか、
 2階のベットの落下防止柵にびっしりと
 頬がそぎ落とされた人の顔が並んでいるなどです。

☆他の話
 この建物は木造で戦前に建てられ(卓球場も同)、
 初めは10棟程度あったそうです。
 戦後いくつかは壊され、4棟程度になりました。
 ある夏休み、2組かの家族連れが泊まりに来ました。
 (学校で使用しないときは安値で学校関係者に解放されている)
 2組とも娘一人+親の構成で、ある時親は食堂で話し、
 子供は4号棟の宿泊部屋で2人一緒に遊んでいました。
 突然宿泊部屋から悲鳴が聞こえ、親達が慌てて駆けつけると、
 片方の女の子が血で真っ赤に染まったシーツに包まれて、発狂していました。
 人影を見た者はなく、そのご周囲の捜索なども行われましたが、
 手がかりは全く無く、もう一人の女の子も行方不明のままです。
 その後3号棟が壊され、4号棟の看板を3号棟に塗りなおしましたが、
 4の文字がどうしても浮かんで来てしまうそうです。


 私達が行った時は既に1、2号棟を残して宿泊棟は全て壊されてました。
 私が調度6年の時、9年前に新しい宿泊所が建てられました。
 前よりは怖い感じはなく、皆新しい施設に嬉々として泊まりました。
 もし同一の場所であれば、かいなさんが使ったのはこの施設でしょう。
 今は林が切り倒され、テニス場が出来ているそうです。
 その新しい宿泊所で、こっちかあっちか分からない体験もしてるのですが、
 それはまた後日と言うことで・・・

 つたない文章で失礼しました。
 さっきから何か寒気がしてしょうが無いので、
 今日はこれで失礼させていただきます(TT)

 先日書き込んだ「生霊」の続きです。この件が実際に起こった殺人事件に繋がってしまうので、問題があれば削除してください。

 あの件があってから数ヶ月後、美香さんは会社の地下にある資料室で資料整理と処分をアルバイトの私(美香さんに紹介してもらった)と事務員の女の子Aさんと三人でやっていました。
 地下の資料室はかなり広く、換気口はついているもののジメジメして蛍光灯の明かりだけの殺風景な場所でした。
 朝10時から始まって昼頃になり、休憩に行くことになりました。
 この会社は昼休みを交代で取る規則があり、12時から13時までを私とAさんが食事に行き、13時から14時まで美香さんが休むことにしました。
 私とAさんが出て行ってから数分後に、美香さんは資料室の外から階段を下りてくる音に気が付きました。
『もう戻って(Aさんと私)きたのかな?』と思ったそうです。
 しかしいつまで待っても入り口に姿が見えないので、『気のせいか』と思い、作業を続けました。
 しばらく経って、ふと入り口を見るとそこにお母さんが立っていました。
「あら、お母さん。どうしたん?」
 美香さんはお母さんに話し掛けました。お母さんは入り口に立ったまま
「今日は早く帰ってきてほしかったから」
といいました。美香さんは折角来てくれたお母さんにお茶でも出そうと今仕分けしていた書類を棚に戻し、お母さんに振り返りました。
・・・そこには誰もいません。
 美香さんは入り口や階段を見に行きましたが、そこにはお母さんの姿はなく、一階のロビーまでいったのですが、受付けの女性もそんな人は見ていないとのことでした。
 なんだか不安な気持ちがしてきた美香さんは、公衆電話で自宅に電話しました。何回かのコールの後、電話に「お母さん」が出ました!
 「お母さん?!」
 「どうしたん。びっくりした声出して」
 「ずっとそこ(家に)におった?」
 「おったよ。さっき起きたところだから」
 美香さんの家は母子家庭で、自宅の一階でスナックを営業していました。
 夜が遅いお母さんは、いつも11時頃に起きてくるのです。でも、さっき見て、話をしたのもまぎれもなくお母さんだったので、美香さんは困惑しました。でも、まさか会社から自宅まで車で一時間かかるのに、お母さんが電話に出るわけが無い。。。一先ず美香さんは
 「今日は早く帰るから」
 とお母さんに言って、電話を切りました。
 さっき見た『お母さん』は何だったのだろうと、考えながら資料室に戻ろうとした美香さんと私達は、階段の所で出会いました。
 「美香さん休憩に行っていいよ。ちょっと早く戻ってきたから(笑)」
 私達は地下の資料室に美香さん一人でいるのはかわいそうだと言う事になって、早めに休憩を切り上げてきました。
 「じゃ、行ってくる」
 美香さんはそう言って食事に行きました。

 13時50分ごろ帰ってきた美香さんに「そういえば・・」とAさんが話し掛けました。
 「私達が食事に行った後、誰かここに来たでしょう」
 美香さんはビックリして
 「なんで??」
 と聞き返しました。
 「だって、私達がまだ受付で外出の連絡をしてる時に、資料室に行く階段を女の人が降りていくの見たもん。」
 私も確かに その後姿を見ました。コバルトブルーのカーディガンを着た女の人が、階段を下りてゆくのを・・・。

 その日の夕方、美香さんは結局残業をしていました。6時までの一時間だけ残業をしようと思ったからです。
 6時10分頃、美香さんに電話が入りました。警察からでした。

 美香さんの家のスナックに出勤してきたバイトの女性が、店内で血まみれになって死んでいる美香さんのお母さんを発見しました。
 ブルーのカーディガンにスカートの姿のお母さんは、包丁でメッタ刺しにされていたようです。死亡推定時刻は4時から5時50分の間らしく、4時に酒屋が店に行った時はお母さんは生きていたそうです。
 現在もまだ、犯人は捕まっていません。
 美香さんがあの日残業をしなかったら、第一発見者になっていたかもしれません。
 お母さんはそれを望んだのでしょうか。

 美香さんは今、幸せな結婚をして子供もいます。彼女はそれからも幽霊ではなく「生霊」「ドッペンゲルガー」らしきものを見続けているそうです。

追伸:この話をここに書き込むのに、美香さん(仮名)に了解を貰っています。この話をもし、もしも「犯人」が見ていたら、自首してほしいからです。ですが、彼女のプライバシー保護の為、場所・日にちは伏せさせて頂きます。アクセス件数の多いこのサイトに載せるのが私の役目でした。

続きを読む

このページの愛読者です。
私の体験談を投稿します。

冬休みの前日、部活の帰りで夜遅くなりました。
寒かったので、無性にトイレに行きたくなって、
友達2人についてってもらいました。
旧校舎だったので個室が1つしかありませんでした。
しかしそこは立入禁止の字が書いてあって、鍵がかかっていました。
「おかしいなぁ、さっき使ったのに・・・。」1人の友達が言いました。
しかたなく違うトイレを使うことにしました。
新校舎の方のトイレを使うことにしました。

しかし・・・
新校舎のトイレにも立入禁止と書いてありました。
しかも5つあるうち全部・・・。
私たちは怖くなって学校を後にしました。

一体・・・あれは何だったんでしょうか。

続きを読む

まだ春浅い今日この頃だが、徐々に日の落ちる時間も遅くなってきた。
いつものように月一回の会議に出た後、
私は自分の家の最寄り駅まで帰ってきていた。
先月はすっかり日が落ちて暗くなっていたのでバスを使ったが、
今日はまだ西の空に明かりが残っている。
「歩いて帰ろう...。」
私は家までバス停にして3つ分の道のりをゆっくりと歩き出した。

家までの大通り沿いは大きな公園の側を通り、
そこから先は大阪有数のアパレル商社が立ち並ぶビジネス街となる。
咲き始めの梅を愛で、ショウウィンドウに並ぶ春の装いを眺めながら歩く
早春の黄昏時もなかなかおつなものだ。

黄昏時...いや、もっと他の言い方があったような...。

そんなことを考えながら歩道をゆっくりと歩いていると
目の前を小さな黒いものがよぎって植え込みのツツジの中に消えた。

「猫?」

大きさから言えば仔猫ぐらいだった。
家でも猫を飼っていて猫好きの私は喜々として生け垣の下を覗き込んだ。
そこには...

紳士用の黒い革靴が2つ並んでこちらを向いていた。
おそらくズボンの裾と思われるものの下から...。
しかし、生け垣の上にあるはずの身体はなかった。

私は静かにその場を離れると急ぎ足で家に向かった。
決して振り返りはしなかった。
頭の中には先程考えていた黄昏時のもう一つの名が浮かんでいた。
逢う魔が時と......。

続きを読む

このページの上部へ

About

美味しい百物語あります。

※iPhoneとスマートフォンサイトもあり。スマホでこのページを開くか、URLの最後にiをつければ幸せになれるさありがとう。
※百物語を一話目から読みたい場合はカテゴリから見てください。

サイト内検索

プロフィール

pulo.gif

名前:いたこ28号

Powered by Movable Type 5.14-ja